20240522

 ロベルト・ボラーニョ『第三帝国』(柳原孝敦訳、白水社)を読んでいる。ドイツの戦争ゲームのチャンピオンが西カタルーニャで休暇を過ごす中で奇妙な出来事に巻き込まれていく小説。ボラーニョが亡くなった後に見つかった初期の遺稿で、語り手の日記という体で日々の出来事が語られていく。
 以前に観た映画『好きにならずにいられない』の主人公も戦争ゲームをやっていて、この本を読んでいる内に俄かに戦争ゲームへの関心が高まっている。おそらく、日本だと『信長の野望』のようなものなのだろうと想像する。わたしの周りでもハマっていた人はいたが、自分には当時関心がなかった。これを機に少し戦争ゲームをやってみようかと思っている。

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