20231114

 先日の文フリ東京で書籍レーベル「代わりに読む人」主宰の友田とんさんが作っていた冊子「『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』は一体どうなったのか?他一編」を読んだ。『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』(H.A.Bブックス)はタイトル通り、パリのガイドブックを片手に至高のフレンチトーストを求めて友田さんが東京を渡り歩くエッセイ集だ。すでに1と2の二冊が刊行されていて、その最新刊が来年刊行されるらしい。冊子では本来なら、文フリ東京で販売する予定だったという本作がどうなったのか、書き綴ったもの。驚いたことに、たまたま昨日の日記に書いていた「自己啓発書に書いていそうな事柄を自分は敬遠してきたが、実は大事なことはその自己啓発書っぽい事柄なのかもしれない」という内容と全く同じようなことを、友田さんがスペンサー・ジョンソン『チーズはどこへ消えた?』について語る、真鍋厚氏のインタビュー記事を引用しつつ述べられていた。思わぬ偶然に、これは啓示かもしれないと『チーズはどこへ消えた?』をチェックしてしまった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?