20240310

  ジョセフ・コシンスキー監督の米映画『トップガン・マーヴェリック』を観た。若きトム・クルーズがスターダムを駆け上がる頃のパイロット映画の最新作。わたしはリアルタイムで観ていなかったが、『ミッション・インポッシブル2』を高校生の頃に映画館で観て、彼のあのアクションに夢中になった世代ではある。まさにその原点と言ってもいい、単車、飛行機を乗りこなすキャプテン・マーヴェリックには、やはりシビれた。
 亡くなった戦友の息子と世代を超えて過去のトラウマを乗り越える。ストーリーの回収としてもテッパンだ。もちろん、米空軍のプロパガンダ的映画であり、素直に受けいれられるのはわたしが日本人であるということは大きいだろう。実際に、敵の政治的背景などは省かれ、ただトップガンメンバーのフレンドシップやファミリーシップが美化されていることは否めない。これが自衛隊の映画だったら、とても見れたものではないだろう。

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