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Xiaomiのスマートウォッチ「Mi Watch」のコスパが最強!!

とても久しぶりにnoteを更新するのにいままでとは全く毛色が異なることに自分でもびっくりしています。

今回は最近買ったスマートウォッチがめちゃめちゃ良かったのでこの感動を伝えたくて記事にしました。

もしかしたら、書いている内容と事実が異なるかもしれないので、確実な情報が知りたければ公式ホームページを見てください。
Xiaomi公式HP:https://www.mi.com/jp/mi-watch/overview

先に謝りますが3,000字ぐらいで収めるはずが勢い余って約7,500字になってしまいました。

Xiaomi Mi Watch

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買ったスマートウォッチですが、Xiaomi(シャオミ)のMi Watchです。
Xiaomiは中国のメーカーなんですが最近ぐんぐん伸びてる企業です。
少し前に「同じ空間にいれば接触していなくても充電されるという充電器」の発表があり、一部で話題になってましたがそれもXiaomiです。


数メートル先にリモート充電できるMiエアチャージ技術、シャオミが発表。144個のアンテナアレイで狙い撃ち

現時点では日本未発売なのですがどうしても欲しくなって初めてAliexpressを使って注文してしまいました。(つい先日、日本発売が発表されたのでもうじきAmazonにも並ぶと思います。)
注文から10日ぐらいで届いたと記憶しています。

以前は同じくXiaomiのMi band4を1年ほど使っていました。


Mi band4も4,000円(当時)という低価格でコスパだけならMi Watchを凌ぐ良製品だったのですがバンドではなく時計っぽいのが欲しくてMi Watchを買いました。
Mi bandもとても良い製品でガジェット好きな人の評価もとても高いので「ウェアラブル製品欲しいけど絶対に失敗したくない」という方にはかなりオススメです。
ちなみに最新版はMi band5です。

次の項目でMi Watchの機能などを紹介していきますが、先になにが良かったかお伝えすると圧倒的コスパの良さです。
なんと値段はおよそ11,000円でした。
おそらく日本で一番ユーザーが多いスマートウォッチはApple Watchだと思われますがその最新モデルが42,000円なのでその安さが際立ちます。

私はApple Watchは使ったことがないので実際のところはわかりませんが、Apple Watchの弱点としてバッテリー持ちの悪さがあるようです。
しかし、Mi Watchはかなりバッテリーが持ちます。
私のもとにMi Watchが届いたのが2/5で今まさにこの記事を書いている2/14、使い始めてから一度も充電していませんがまだ24%残っています。
しかも使い始めなのでいろいろ触りまくってこれですからね。
驚異的なバッテリー持ちです。
公称だと16日間持つそうです。
実際に16日持つかは微妙なところですが少なくとも10日間は充電しなくても余裕で使えます。

・圧倒的コスパ
・圧倒的バッテリー持ち

この2点だけでも買う価値は十分だと思いますが、なんとこのMi Watch、できることが21個もあります。

Mi Watchでできる21個のこと
できることがたくさんありすぎるので箇条書きにしてそれぞれに簡単な補足をしていきます。

・通知確認
スマートウォッチである以上当たり前の機能ですが、スマートフォンに来た通知をMi Watchで確認できます。
残念ながらMi Watch単体で返信することはできません。
しかし、通知機能には絵文字が表示されるという優れた要素があります。
現行のスマートウォッチの多くはメッセージが来ても絵文字に対応していないため文字化けしてしまいます。
一方、Mi Watchは絵文字もしっかり表示してくれます。

・文字盤変更
これも大半のスマートウォッチの標準機能です。
最初からMi Watch内に4種類の文字盤があり、アプリから多数の文字盤がダウンロードできます。ダウンロードできる文字盤を数えようと思いましたが、無数にありすぎて断念しました。
公式ホームページによると100種以上だそうです。
それぐらい多くの文字盤があるので自分好みの文字盤を使うことができます。

・歩数計
これも多くのスマートウォッチの標準機能です。
1日に歩く目標を設定することができ、達成するとMi Watchが震えて盤面に王冠マークが現れ達成を祝福してくれます。
ウォーキングで健康維持をしている方には良いモチベーションになる
と思います。

・消費カロリー計測
こちらも歩数と同じく自身で数値の設定をすることができます。
歩数と合わせて数値を見ることで日頃、いかに自分が動いているのか、いないのか可視化してくれます。

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・立ち動作履歴
ずっと座ったままパソコン仕事をする人もいるかもしれませんが、Mi Watchは1日に12回は立って軽く動くことを推奨しています。
実際に立ち上がって動くとその時間帯を記録し1日の終わりに有効な立ち動作がどれぐらいあったのか確認できます。

・ワークアウト
ワークアウトとは、運動のことです。
これから行う運動に合わせてワークアウト機能を使うことでより正確な記録の測定ができます。
例えば、ランニングをするときにはランニングモードを使う、ヨガをするときにはヨガモードを使うなど全部で117種類あるようです。
この世の全ての運動を網羅していると言っても過言ではないです。

・心拍測定
その名通り、心拍測定をしてくれるのですがMi Watchの心拍測定のスゴイところは、測定した心拍が「無酸素運動は何分」「有酸素運動は何分」「脂肪燃焼は何分」と内容を振り分けてくれることです。
ワークアウト機能と心拍測定機能がかなり充実しているので運動する人はかなり助かるのではないでしょうか?

・血中酸素濃度測定
最近発売されたスマートウォッチであればこの機能が搭載されているものも多くなってきましたがMi Watchにも備わっています。
健康な人であれば頻繁に図るものではないですが、「ちょっと体調悪いな」というときに参考になると思います。

・睡眠測定
1日の1/3は寝て過ごすため、睡眠の質というのはとても大事です。
Mi Watchを付けて寝ると睡眠をモニタリングしてくれ、「レム睡眠が何分でした」「ノンレム睡眠が何分でした」「昨夜の睡眠は○点です」と点数まで図ってくれます。
ちなみにこの記事を書いてる前日は2021年2月13日、夜間に福島県沖で震度6強の地震があり、私の住んでる地域でもそこそこ揺れました。
地震のあった時間はすでに寝ていたのですが、揺れで起きてしまいその後なかなか寝付けず、結果、睡眠スコアは30点と測定されました。

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・エネルギー測定
これは特におもしろい機能です。
一部のスマートウォッチには搭載されていますが、自分の残りの体力を数値化してくれます。言い換えればヒットポイント、HPがわかるというわけです。
Mi Watch独自の計算をしているようで、日中に横になってスマホでYouTubeを見てるとちょっとずつ回復しているので信憑性もありそうです。

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・ストレスチェック
こちらも一部のスマートウォッチには備わっていますがエネルギー測定同様にこの価格帯で搭載されるのはありえない機能です。
その名の通り、ストレス度合いを数値化してくれます。
ストレス状態を0~100で測定し、測定されたストレスは、「リラックス1~25」「軽度ストレス26~50」「中度ストレス51~75」「重度ストレス76~100」に分けられグラフ化されます。
例えば、「7時から9時まではリラックスで9時からは軽度ストレス状態になってます」と可視化されます。
また、1日の平均ストレス数を算出してくれたり、リラックスや軽度、中度、重度の割合も示してくれるので目に見えない内面を知ることができます。

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・呼吸チェック
この機能はあまり日本には馴染みがないかもしれません。
海外ではリラックス効果が期待できることから瞑想がポピュラーになりつつあり、そのトレンドを抑えた機能ではないかと考えます。(私の勝手な解釈ですが)
例えば上記のストレスチェックで「重度ストレス」が測定されたらこの機能を使うといいかもしれません。
この機能を使うと盤面に「息を吸う」「息を吐く」というワードがMi Watchの振動と共に切り替わります。振動に合わせて呼吸をすることでリラックスできます。

・音楽コントロール
こちらは大半のスマートウォッチの標準機能です。
私はワイヤレスイヤホンを使用しており、イヤホンのタップや長押しで曲の操作をするためあまり使うことはありませんが、ランダムで流れた曲の曲名を知りたいときにカバンからスマホを出さなくてもMi Watchで確認できます。

・アラーム
この機能も多くのスマートウォッチで採用されています。
Mi Watchはスピーカーが備わっているわけではないので設定した時間になると振動が起こります。
もちろん目覚まし時計として使えますし、振動のみのため通常の目覚まし時計のように家族も起こしてしまうということがないのは大きなメリットです。

・ストップウォッチ
これはそのままなので割愛します。
ラップタイムも測定できます。

・タイマー
こちらもそのままなので割愛します。
時間を細かくカスタマイズできます。

・天気
今いる場所の天気と最低・最高気温、風速、紫外線指数、湿度、向こう5日間の天気を確認できます。

・気圧、海抜
この機能もそのままですが、気圧と海抜の確認ができます。
私は低気圧になると頭痛が起きるため目安になるかなと思いますが、いまのところ購入してから低気圧性の頭痛が起きていないため正直なんとも言えません。
参考にはなると思います。

・コンパス
この機能もそのままです。
コンパス機能を使うと「○°」と、向いてる方向がでます。

・スマホを探す
こちらの機能も多くのスマートウォッチの標準機能です。
スマートフォンが見当たらないときにこの機能を使うとペアリングしているスマートフォンから音が鳴ります。

・懐中電灯
コナン君の腕時計のように懐中時計機能もあります。
スマートフォンのライトレベルの明るさはありませんが、夜間や震災時に活躍しそうです。

まだあるMi Watchの良いところ

Mi Watchのできることを21個紹介しましたが、あくまで「できること」であって「良いところ」はまだまだあります。

・位置情報が超正確
位置情報のシステムといえば、GPSですがGPSはアメリカの測位衛星システムです。
各国がいろんな測位衛星システムを持っていますが、なんとMi WatchはGPS(米)、GLONASS(露)、Galileo(欧)、BeiDou(中)の4つ(4か国)の測位衛星システムに対応しているため位置情報がめちゃめちゃ正確です。
位置情報が正確だと、ワークアウト機能でウォーキングやランニングなどをした時にどこを移動したのかはっきりとわかります。
ただ移動したのがわかるだけではなくその道の右側を走ったのか、左側を走ったのかまで正確にわかります。
外で体を動かす人にはかなり嬉しいと思います。

・防水
水深50mまで耐えられる防水仕様のため、雨はもちろん水泳時にも使えます。
実際にワークアウト機能の中に水泳の項目もあります。

・軽い
バンド部分を除いた、本体のみで32gと超軽量なので楽に付けてられます。
睡眠のモニタリングなどもするため、充電中を除いてできるだけ付けてることが望ましいですがこの軽さであればさほど苦になりません。

・手首を返すと消灯する
基本的にスマートウォッチはMi Watchに限らず、目線の高さまで持ち上げたり手首を顔のほうに返すと点灯し文字盤が見えるようになります。
が、Mi Watchはこのあとの消灯の動作にポイントがあります。
手首を顔のほうに返して点灯させるのとは逆に、手首を外に返すと消灯します。
非常に細かいポイントですが、夜間にふと起きた時や暗いところで時間を確認してすぐに消灯したい時に手首を返すだけで消灯できるのは意外と便利です。
これとは別に本体機能として点灯したあとに手のひらで覆うと消灯する機能もあります。

・ベルトがいい感じ
私は肌が弱いため夏場にムレがどうなるのか気になるところではありますが、現状ではTPU素材のベルトがよく馴染みます。
ベルト自体に細かく溝が入っているためピタッとしないので無加工のTPUやシリコンベルトよりも通気性がいいのかもしれません。
ベルトの穴も細かく17+6空いていることも通気性が良い理由だと思います。
もちろん細かくベルト穴があるので確実にフィットできます。

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・通知の項目が選べる
この機能は多くのスマートウォッチでも搭載されていますが、通知が欲しいアプリのみを選択することができます。
私は、LINEとSlack、電話(着信)、Twitterと速報があったら知りたいのでニュースアプリなどの通知をオンしています。

不満点

機能や良いところなどたくさん紹介してきましたが、まったく不満がないわけではありません。
特に最後の2つは気になります。
ただ、その気になる2つはアップデートでなんとかなる部分だと思うので修正に期待したいです。

・Suicaが使えない
今現在、日本でSuicaやお財布機能があるスマートウォッチのほうが数少ないため致し方ないと思います。
スマートウォッチで電車に乗りたいという方は必然的にMi Watchは選択肢から外れることになります。
私としてはカバンから取り出す手間こそありますがスマホのモバイルSuicaでいいかなというのが現状です。
よく言われていますが、スマートウォッチを左手に付けながら改札のタッチは右側なのでやり辛さがあるだろうとある意味言い聞かせています(笑)

・立ち動作
21個の機能で紹介しましたが、この立ち動作、以前使っていたMi bandでは設定すると一定時間に立ち動作がないと振動してお知らせしてくれたのですがMi Watchにはお知らせする機能はなさそうです。
以前も特に重宝した機能というわけではないですがなんとなく気になった点です。(もしかしたら設定できるけど設定先が見つからないだけかもしれません)

・Mi bandとアプリが違う
続けてMi bandの話になってしまいますが、Mi bandはMi Fitというアプリと連携していましたが、Mi WatchはXiaomi Wearという別のアプリとの連携になります。
Bandは健康維持要素が強く、Watchはガジェット要素が強いという分け方をしているのだと思いますが、Mi Fitに慣れているため少々慣れるまで時間がかかります。
また、bandはアプリでアラーム設定をしたけどWatchはWatch側にアラーム設定をするという微妙に使用が違う点もあります。
ここに関しては、Mi bandからMi Watchに切り替えたことで感じる煩わしさなので最初からMi Watchを使うのであれば気にならないと思います。

・指紋がつきやすい
盤面に加工をしていないため指紋がつきやすいです。
スマートウォッチの中には画面に指紋がつきにくい加工をしているものもありますが残念ながらMi Watchはその加工はしてません。
しかし、ディスプレイにはゴリラガラス3という堅牢な素材を使っているため傷がつきにくく、本体もガラス繊維強化ポリアミドという同じく堅牢な素材を使っています。

・ショートカットがワークアウトのみ
Mi Watchには物理ボタンが2つあり1つはホーム(メニュー)が開き、もうひとつはスポーツ(ワークアウト)が開きます。
スポーツボタンを押すとワークアウトのメニューが開きますが、設定によりスポーツボタンを押すとワークアウトメニューではなく任意のワークアウトを直接呼び出せるようにショートカットできます。
このショートカットを天気や音楽などに割り当てられたらいいのですが現時点ではワークアウトモードか任意のワークアウトへのショートカットしか選べません。
私個人はMi Watchでワークアウトモードを使うことはほとんどないため、この点をソフトウェアアップデートで他の機能のショートカットに割り当てられるとかなり使い勝手が良くなると感じます。

・既読通知が消える
Mi Watchはスマートフォンに来た通知を確認できるのですが、通知は一度確認すると自動的に消えてしまいます。
Mi bandは消えずに残っていたためやはりここにbandからWatchに切り替えた者としては使い勝手の悪さを感じてしまいます。

まとめ

最後にいくつか不満点をあげましたがそれでも圧倒的に満足度が上回っています。
久しぶりに良い買い物をしたなと感じます。
1万円ちょっとでこのクオリティのスマートウォッチを使えるのはとてもスゴイことです。
もちろん1万円とは言え、万単位でお金を使うことに抵抗がある方もいると思うのでそういった方はまず、ウェアラブル製品の入門としてMi bandを使ってみてください。

最新のMi band5でも4,000円を切ってますし、私が使ってたMi band4も型落ちのためか少々安くなっているようです。

今回紹介したMi Watchが欲しいという方は発表によると「2月以降順次発売」らしいので公式ホームページ公式Twitterをチェックするのをオススメします。


シャオミ、税別6800円からのスマートウォッチMi Watch / Mi Watch Lite 国内発表

私のようにAliexpressで買うのもいいですが「2月以降順次発売」というのがなんとも微妙は言い回しなので、今Aliexpressで注文しても突然、“明日から国内発売開始!”なんてこともありえるのでよっぽどでなければ正式に国内発売を待つほうがいいと思います。(2021/2/14時点)

ウェアラブル製品は間違いなくQOLを上げてくれます。
ぜひ、試してみてください。

ちなみに今度はXiaomiの体組成計を買おうと思います。
徐々に生活がXiaomiに染まっていきますが、こちらもMi bandシリーズ同様4,000円を切っており、とても安いうえにアプリで細かく数値が確認できるようです。
楽しみです。

もし、Mi WatchやMi bandに関してご質問などあれば必ず答える約束はできませんが、Twitterなどで連絡ください。

※冒頭にも書きましたが、もしかしたら、書いている内容と事実が異なるかもしれないので、確実な情報が知りたければ公式ホームページを見てください。
Xiaomi公式HP:https://www.mi.com/jp/mi-watch/overview