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読書感想文 「音菊天竺徳兵衛(おとにきくてんじくとくべえ)」

2013年に書いた感想文を再編しました

「音菊天竺徳兵衛(おとにきくてんじくとくべえ)」

歌舞伎はなかなか見に行くきっかけをつくれず、全集の本などを読み、楽しんでいます

このお話は、名作歌舞伎全集の中の
「鶴屋南北集」で読んだので
全編ではなく2幕分くらいなのだと思います

あらためて読んでみて
転換の早さ、「◎◎実は△△」の多重性を
楽しめました

天竺徳兵衛という人は実在の人物で
knasada故郷、播州の人だそうです
(そういうと郷里の あるお寺に
 この人の墓碑があると聞きました。。。)

東南アジアや西アジアに
当時 船に乗って行った人は
少なかったようで
天竺帰りの怪しい(?)人物として
芝居の題材になったのでは、と思います

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本を読みすすむと登場人物が多くて
なにがなにやらわからなくなります
(話の面白さを伝えられずスミマセン)
お芝居全編を見たい!
それぞれの場面、
そして役変りのビジュアル、が
楽しめそうでワクワク😃💕

登場するツールの数々、
刀、蟇の妖術、異国の話、
なりすまし(?)、と
バラエティにあふれており、
これも観劇するときの楽しみ。。。

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以前 テレビでこのお芝居の一部を
見た時には外題が
「てんじくとくべえ いこくばなし
  (天竺徳兵衛韓噺)」
だったと思います
「おとにきく」、が
あたまにつくのは、
きくごろう家の方がお家芸で
えんじるときの題名、
なのだそうです


このお芝居、観劇できる機会が早く来ますように。。。

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