1979年頃の夏 「ゴンドラの唄」🎶
「メヌエット」という曲、1978年8月の作品だそうです。レコードプレーヤーを持ってなかったので、この曲を聴いたのはラジカセ、FM放送。とても強い衝撃を受けた演奏でした。上田知華とKARYOBIN という耳慣れないグループ名、その後、同じ曲が放送される機会をうかがいましたが、残念ながら探しあてられず、のままでした。
近年も時々探していたのですが見つからず、の繰り返しで、最近はすっかり忘れてました。本日、ふと思い出し、iTunes などを見たら、ありました! 全32曲、というアルバムをダウンロードして聴いております。Youtubeでも大丈夫そうなものを見つけられました。
1978年か1979年の頃の放送を聴いてどんな衝撃を受けたのか?
一つは、張りのある、と言えばいいんでしょうか、ボーカルの強さ、でした。
もう一つは、伴奏なのか演奏なのかが弦楽小編成、ボーカルとピアノとの掛け合い、音の重なり、さらに三拍子、でした。
そして、もう一つ、曲中に突然飛び出す、ゴンドラの唄を参照していると思われる一節、です。
今では、弦楽と、ポップスの組合せは珍しくないかもしれませんが、こういうことができるのか、と、当時大変驚いた次第です。
一回聴いただけ の この曲が 耳を離れず、1979年か1980年の夏、駅前のストリートイベント(たぶん 市のイベントでした)のカラオケ大会に出場して、「ゴンドラの唄」を唄ってしまったことを白状せねばなりません(恥ずかしい歴史)。
「ゴンドラの唄」、は、メヌエットを聴く前から気に入っており、寺山修司さんの本(日本童謡集)記載の情報(楽譜も掲載だったと)を見て笛で旋律を吹いたり、唄ったりしていました。
ゴンドラの唄好きだから、メヌエットに惹かれたんでしょうね、たぶん。
上田知華さんは、その後、たくさんの楽曲を提供されていて、「瞳がほほえむから」、「Piece of my wish」が好きでした。今でも、時々、唄ってしまいます。
上田知華さんご自身の演奏では、「I will」が有名かと思いますが、これも周囲の様子が許せば唄ってしまったり、します。
さあ、KARYOBINの32曲、今夜はゆっくり聴きますわぁ~。
「いのち短し恋せよ」~~~
でも、ゴンドラって、どのゴンドラのことだったんだろう? おとめ(少女)とゴンドラ、どんな関係だったのか、謎が残ります。