写真がなくてスミマセン。。。2006年当時の寝台列車の乗り方、吉林-北京
2006年、吉林駅で列車の切符を自分で買える実力はなく、会社の人に調達してもらっていました。吉林駅から北京駅まで、夜行の寝台硬いベッド(硬臥)で出張していました。ゼロ泊1日(前後の日は会社で仕事)の行程です。
今では高速鉄道の出番となっていると思いますが、2006年の思い出、寝台列車の乗り方を紹介します。
①駅へ行く
始発の場合は40分前くらいから
乗り込み開始ですので、
発車1時間前には行っといたほうが
いいです。
間違っても5分前駆け込みなど
しないように。
5分前には改札締め切りし、
発車時刻前に動き出すことも
あります。
(某日19:47分発の列車は
19:45に発車オーライ、でした)
②改札
早めに始まりますので、
荷物が多い人は棚確保のため、
早めに並んでまちましょう。
人ごみですので、
持ち物には気をつけましょう。
③乗り込み
乗車というより、乗り込みです。
人ごみに押されて、
改札から、ホームに向かいます。
列車の入り口で切符を見せ、
中に入ります。
④席を確認、荷物置き、座る
2等寝台(硬いベッド)は
3段構成。
下段の場合は値段高いが
頭上が広めです。
荷物を、棚や、自分の席、
下段の下、に置き、
下段または通路のイスに座るのは
日本と同じ。
イスは、自分のベッドに
近ければどこに
座ってもOK、気にせず、
あつかましく座ります。
⑤列車内にて座席カードと交換
これは列車によっては、列車入り口で
乗るときにやってます。
切符を車掌に渡し、
ファイルの中にある座席カードと
交換し、
カードを自分で保管します。
⑥枕は・・・
最上段のベッドにあります。
最上段の乗客は寝る前に
枕を配らなければ
なりません。
⑦中段ベッドはとても狭い
体が柔軟な人におすすめします。
頭上も狭いです。
ここでの着替えはけっこう
体つらいので、
通路で着替えたほうがいいです。
⑧ベッド目隠しカーテンはありません
男女とも着替えや寝顔を見られても
気にしてはいけません。
⑨寝てるとき、貴重品には気をつけて
車掌も巡回してますが、
車内盗難専門家が乗り込んで
盗んでいくらしいので
盗られるときには盗られます。
でも、身から離さないとか、
頭と壁の間に固定するとか、
ケーブルタイプのカギ使うとか
予防しましょう。
⑩降りる前に
カードと切符を交換します。
社用出張の場合は、
切符が領収書代わり、
大事にしましょう。
⑪降りて、駅出口を出る
出るときに、切符チェックがあります。
社用の人は、切符を一部破ってもらって
必ず現物を返してもらいましょう。
出口を出ると、この使用済み切符を
狙ってもらいに来る人がいますので、
しっかりガードしてください。
以上、2006年当時、中国北部での寝台列車の乗り方でした。