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牛肉麺絵日記 7/100杯目 雲客來山西刀削麵館(台湾・台北)4/7/2013


スケッチー6


牛肉麺屋さん巡り7日目。2013年4月7日日曜日夕方4時過ぎ。アメリカ出国時に彫刻用の材料を数点没収されてしまったので、滞在先・台湾芸術村の宿泊係の女の子に画材屋さんの場所を教えてもらった。書いてもらったメモの地図と店名を見ると、ここから凄く近い。最寄り駅・公館駅の前。この辺にはに画材屋さん無いような気がしたけど。メモをを握ってとりあえず家を出た。

教えてもらった場所には光南というお店があり、トイレットペーパーなどの日用品と大量のポッキーやハイチュウが並んでいた。看板をよく見ると”2F美術廣場”とある。意気揚々と2階へ上がると、子供用のお絵かきセットが並んでいた・・・・。

仕方ないのであてもなく地下鉄MRTに乗り、Taipei Main Stationに向かう。多分中心地に行けば画材屋さんの一軒や二軒あるはずだと思った。

駅を出ると大通り。タクシーや観光バスがひっきりなしに走っている。とりあえず歩き回ってみたが、この辺りに画材屋さんは無さそう。当たり前か、大阪駅周辺にも画材屋さんは無いな。商店にはそれぞれ似合う場所があるからと、ゆるい自問自答をして納得する。

しばらく辺りをうろうろしていると、牛肉麺屋さんを見つけた。     雲客來山刀削麵館。今日はこのお店でいただく。

厨房では、白人さんが調理している。夕食には少し早い時間帯なので、お店は空いている。カウンター越しに牛肉刀削麵を注文し、席に着くと隣の席に痩せた中年女性が座り、番茄牛肉麺(トマト牛肉麺)、牛肉刀削麵、しばらく悩んでその他料理3皿。大量に注文して店員さん達から暑い視線を受けていた。めっちゃ食べる人だ。フード・ファイター? 沢山食べる人を見るのは好きなので、今日はついている。ちなみにテレビ大食い番組も好き。そんな事を考えているうちに麺が来た。

麺生地を削りながら茹で上げる刀削麵は、モチモチでしっかりした噛み心地。青菜の苦味が心地よい。麺が強烈な割にスープは非常にあっさりなのが、少し頼りなく感じるけど美味しい。

隣の女性は豪快に食べ進めている。無料のお茶をもらって一口口に含む。甘い。食べ物にはそれぞれ似合う場所がある。暑い土地には甘いお茶がよく似合う。

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