中道薫(Kaworu Nakamichi)

※はてなブログに引っ越しました https://kn.hatenablog.com/

中道薫(Kaworu Nakamichi)

※はてなブログに引っ越しました https://kn.hatenablog.com/ NewsPicks←BuzzFeed Japan←編プロ ノオト。ウルトラソウルを持つ編集者ときどきライターです。1987年生。

最近の記事

はてなブログに出戻ります。

昨今の動きに、いち編集者として思うところがあり、noteを諦めて古巣・はてなブログに戻ることにしました。 そもそも忙しさを言い訳に、何も書けていないのですが。 卵が先か鶏が先か…ではありませんが、「noteを使うことに気乗りしない状態」も、書かないモードを後押ししているような気が、実際しないでもないのです。 「機能価値が感じられるうちは、」なんて放置していたけれど、この世に機能的に唯一無二のものなどない。機能はすぐにマネされて、陳腐化する。だったら、自分が応援したいと思

    • 人を殺した日に考えたこと

      プロレスラーの木村花さんの訃報が目に飛び込んできた時、真っ先に頭に浮かんだのは「自殺だ」でした。 亡くなるに至るまでの詳細はまだ明らかになっていません。でも、Netflixで今シーズンの『テラスハウス』と、それに対するネット上の反応、ご本人のSNSまで見ていたら、思い当たることが多すぎるほど。 仮に自ら命を絶ったとして、何が決定打になったのかもわかりません。「毎日100件近くの率直な意見」のうちの1件なのか、生業とするプロレス、もしくはプライベートで耐え難いことがあったの

      • そうして、女は捨てられるようになる。

        「なんか、煩悩が強そうだよね」 ついうっかりと、2皿目の餃子を注文し終えたところだった。 たしかに自室を思い浮かべれば、これは絶対読まねば、と意気込んで本や雑誌、マンガ、映画のパンフレットが緩やかな稜線を描いている。 クローゼットはどうだろう。次々と投入される新参者によって、いつかの勝負服たちが押し出され、メルカリ待ちのまま、これまた部屋の片隅に小山を築き始めた。 寝食だって、いつまででも貪れてしまうのだから、彼の先ほどの一言は、気持ちの良いほどに的の中心を射抜いてい

        • 愛が大きすぎて、ツイートほぼ死ぬ問題

          ツイートしようって思ってTwitter開いた瞬間に、「ルイ・ヴィトンのLINEスタンプが登場!」というプロモツイートが目に入り、を何をつぶやこうとしていたのか忘れました。そんな1日。 仕方なく、下書きを開いてみて、 ツイートしそびれていた下書きが100個くらいありました。 今回は、なんでこんな状態になってしまうかを考えていきたいと思います。思いつきなので、粒度はバラバラです。 その1:全力で語りたくなってしまうからたぶんこれが最もありがちなパターン。 私がツイートし

        はてなブログに出戻ります。

        マガジン

        • クイックアンドダーティの練習帳
          3本

        記事

          会社が恋しくて震える、たったひとつの理由

          毎日書くぞという秘めた決意が1日で終わった…つらい。宣言しなくてよかっったです。無職だけど、日中にジム行ったり掃除洗濯などの家事をしたりすると、意外と1日がすぐに終わってしまいます。 今日は、母に頼まれて、成城石井の「いちごバター」を買いに出かけたりしまました。 人気でいつも即時完売らしく、数量限定で再販のたびに話題になってるみたいです。お一人様1個まででしたが、普通に夕方くらいに買えました。初めてのおつかいクリア。 無職なので店舗ハシゴして、ちゃっかり自分の分も確保し

          会社が恋しくて震える、たったひとつの理由

          無職透明

          1年半ほど勤めたBuzzFeed Japanを退職することにしました。 9月末に最終出社で、今月は有給消化という名の無職です。 普段はあんなに「1カ月くらい何もしないでダラダラ過ごしたい」「ゴールデンウィーク10連休が一瞬だった」とか思っていたのに、いざスパーンと社会との繋がりが切れてみると、途端に何かしなきゃという気持ちになる。つくづく、“ないものねだり”がしたいだけなんだなーと思い知ります。 とりあえずやったことといえば、免許の更新。 この無の表情…無職の無です。

          身近な異性から「性的な視線を向けられる」ということ。

          持って生まれた気の強そうな顔立ち。 短く切りそろえた髪。 中性的な「薫」という名前。 兄と弟に挟まれてすくすくと育まれた粗野な性格や言動。 物心ついた頃から成人するくらいまで、数えきれないほど男性に間違われてきました。 ずっと「蚊帳の外」にいた私何が言いたいのかというと、私は生まれてこの方、幸いにも性犯罪に巻き込まれることもなければ、セクハラに悩んだり、女性だからと不当に扱われて悔しい思いをしたりした経験が全然ありません。 だから、#MeTooをはじめ、近年より力を増して

          身近な異性から「性的な視線を向けられる」ということ。

          クリスマスに欲しいのは、あれもこれもあるけれど。

          「今年も一度しか着られなかったかぁ」 クローゼットの中でも一番出し入れのしにくい辺りへ、お気に入りのワンピースを滑り込ませる。紅葉の迷彩服みたいな色合いに一目惚れしたはいいものの、その見頃の短さに似て、着られる期間も長くない。 もちろん、秋にパステルカラーのシフォンブラウスを着たっていいし、まだ肌寒い梅雨の日にボルドーのハイネックカットソーをコーディネートに取り入れたって死にはしない。けど、しない。 「旬の味覚」なんて言っても、今や一年中どこかでどうにかして育てられた

          クリスマスに欲しいのは、あれもこれもあるけれど。

          元恋人から言われた「忘れられない言葉」ってありますか?

          昨年、自称・若手編集者もといアラサー編集者たちで『失恋手帖』という同人誌を作りました。 ※昨年のブースの様子。Twitterで知ったという方がたくさん手に取ってくださって感激でした この同人誌をきっかけに、B&Bでトークイベントまでやらせていただき、いい思い出になったなぁ…とか思っていたところ、今年もすべり込みで文学フリマに出店することになりました。 vol.2となる今号は「元恋人や好きだった人に言われた、忘れられない言葉」がテーマです。 まだ完成形がお見せできませ

          元恋人から言われた「忘れられない言葉」ってありますか?