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馴れ初め byきくち

なかじまの書く文章は読み応えがあるなと思いながらぽちぽち書きます。恋人の寝息を聞く時間って幸せだよね。なかじまが寝ると嬉しくなったりして。

馴れ初めですか。これが最後の恋、と願って出会った人と別れて数カ月。傷ついた心を抱えながら人恋しくなってる時に出会ったのがなかじまでした。だから、都合の良い関係が心地良かったな。

飛んでくる愛情が心地良くて、でも自分のどこに惚れてくれたのか分からなくて不思議でした。なかじまが自分を好きな理由、未だにふとどうしてだろう?って考えたりはするけど。

それでも、なかじまの綴る文章、文字を気に入るまでに時間はかかりませんでした。愛をたくさん向けてくれていたし。なのに自分が提案した関係は都合の良い存在以上恋人未満的な関係で。いつまでも擦られ続ける言葉になりましたとさ。

名前を付ける、関係性に具体的な意味を与える。その事を避けようとして、逆に意識しまくりの言葉を発してしまった。それはもう、曖昧な関係には終わりが来ないけど恋人と言う関係は別れという終わりが来てしまうって考えからでした。

恋人にならなければ、失う怖さも考えなくていい。曖昧な関係ならば、万が一なかじまが居なくなっても心の傷は浅いはずだ。なんて考えてた逃げの言葉でも彼女が受け入れてくれたから、その先に辿りつけたんでしょうね。

失う事をそこまで怖がるくらいに、なかじまの存在は大きくて。少しずつ、少しずつ、彼女を手放してはいけない。自分だけのものにしたい。そんな気持ちが膨らんできて、過去の恋人との思い出を振り切って、告白したのは覚えやすい321の日。一つも狙ってなくて、これもまた運命的だなと思っています。

馴れ初めってこんなものですか。藍色の夜風、という曲みたいな気持ちになりました。ずっと好きな曲なんだけど。今日も貴方が好きでした。明日もきっと好きです。

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