見出し画像

『継続すれば成功する』論の落とし穴と、対策

継続は重要ですが『継続すれば必ず成功する』とは限りません。

例えば、野球選手を目指す人が、筋トレだけしたとしても選手にはなれません。腕や足が太くなるだけです。


ビジネスも同じで、『続けさえすればいつか成功する』わけではないです。

では、『成功するため』には、何が重要なのか。

それは『ちゃんと実績を出せる人から、正しく教わること』です。

〜〜〜〜〜〜〜〜

ビジネスでは『利益を上げる・お金を稼ぐ』という具体的な目的があります。

そこには、『利益を上げるための』明確な方法論と具体的行動が必要です。


例えば、自分が居酒屋を経営するとします。

陥りがちなのが『料理が美味しければ、お店は流行る』と思ってしまうことです。

『料理が美味しい』だけでは、店に人は来ません。


お店を知らない人に対し知ってもらうためには、広告・広報・マーケティングが必要です。

いざ、お店に来てもらっても、居心地が悪いと二度と行きません。

一度来たお客さんにまた来てもらうための工夫(CRM=顧客関係のマネジメント)も必要です。

仕入れやメニュー価格設定も、利益を出すために熟考が必要です。

何を売りにするか、お店の切り口やコンセプトを検討する必要もあります。

質の高いサービスを維持するための従業員の採用、教育も必要です。

…etc

居酒屋の経営一つをとっても、あらゆる分野の研究と実践が必要です。

ここで『継続すれば成功する』論に戻ると、けっこう多くの人が『料理の腕を磨いていればきっとお店は成功する』と思って進んでしまいがちなのです。


これが『継続すれば成功する』論の落とし穴です。

うまくいく方法論をきちんとプロから教わらないと、うまく行きっこないのです。


〜〜〜〜〜〜〜

大事なことは、『ちゃんと上手くいく方法を正しく学び、実践すること』です。

この点を踏まえて、はじめて『継続すれば成功する』が機能します。


『とにかく行動・継続』という行動重視の方向は、ともすると『まったく結果につながらないのに、時間と労力を費やす』ことになりかねません。


まずは、『結果が出る方法論を正しく知る・教わる』こと。

そのための具体策として『自分がこの人だ、と思えるプロ・師匠・先生に学ぶ』ことです。


あとは、『継続』あるのみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?