歳を重ねると涙もろくなる

“歳を重ねると涙もろくなる”
なんてよく聞きますが、なんでだろう...と思い、ちょっと考えてみました。


その前に、検索結果の上部を独占するクソブログみたいなことを言いますが、そもそもどういうときに涙を流すのかを考えてみたところ、
『感情の振れ幅がある閾値を越えたとき』
なのではないかと思うわけです。(考えたのに思う、という)

次にどの感情が対象なのかと考えると、これはなんでもいい気がしています。
なんとなくイメージするのは嬉しさや悲しさですが、景色や芸術でもいいと考えると「感情が動くもの」が全て該当するんじゃないかと。

そして、どうなると振れ幅が大きくなるのかを考えると以下3つになるのではないかと思うわけです。
1.刺激が強い
2.感受性が高い
3.背景を推察する力がつく(刺激を増幅する)

上記1.については外的要因に依存しており、年齢とは関係ありません。
(年齢を重ねるにつれてより感情を揺さぶられる出来事が増えている、という方がいたら教えてください)
2.については、一般的に経験が少ない若い人の方が高いと言われます。

というわけで、"3.背景を推察する力"が年齢を重ねることで高まることが原因なのではないかと思うに至りました。

たしかに、"初めての経験"は減ります。
でも、子ども時代に何気なく見ていたものが実はとても素晴らしいものだったと気付いたり、何気なく過ごしていた時間が周りの大人たちのおかげだったとわかったり、
何かを成し遂げるためにどれだけ積み上げてきたのかに気付けたり、
「それがすごいことだとわかる」ようになったなと思うわけです。

それだけ知見が広がったり考える力が付いたりしたということであり、つまりは豊かな人生を過ごしてきたということなのでしょう。素晴らしいことですね。

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そうそう、まったく別の話になりますが、先週末、東伊豆にある望水という温泉宿に行ってきたました。(こんなご時世なので悩みましたが)

ロビーが高層階にあるのですが、そこから眺める景色がそれはそれは素晴らしくて、思わず涙しそうになってしまいました。

あれ?いや、特に深い意味はなかったんですけど...なんていうか、まあ、そういうことになってしまう...のかな?

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