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当たり前の幸せって

パートナーがいて、結婚して、可愛い子供に恵まれて、自分の家族を作って・・・皆が当たり前のようにできている事が成し遂げられなかった私でも、ちゃんと、やり続けてる音楽があるじゃないか、って思えた。
これ(音楽)しかできないけど、ちゃんと出来てるじゃん、って思えた。無いものばかり見ずに、あるものを大切に。
でもそんなふうに強がっててもさ、私のなかに母性というものが無くなれば、こんなに苦しむことがないんだろうなという葛藤が付き纏う。
1人で生きていくのは自由で気ままだけれど、私の中にいつもモヤモヤしているものがあって、その根源を探ったときに感じているのは、子供を持ちたいという本能。
無くなればいいのに、と思う、こんな本能。
叶えられないことに執着するのももう疲れた。年齢的にもうリミットが近づいている。早く閉経してしまえば、このモヤモヤとした気持ちも無くなるのに。一時的で未来のない関係にも、心が追いつかなくなってきてきる感じがする。どうすれば執着を捨てられるのだろう。将来も愛もない快楽的な偽りの恋なんて、切り捨ててしまいたい。嘘のない人生を送りたい。手を繋いで笑い合って、毎日会えなくても、なんらかのコミュニケーションして、普通に愛を交換する関係が欲しい。苦しみから解き放たれたい。

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