見出し画像

理想と現実について考えてみる

日に日に月日が経つのが早くなってくる。
こないだお酒を飲めるようになったのにもう25歳。

25歳がおそらく後輩にこの世で1番言われる言葉

『四捨五入でアラサーじゃないすかっ!?!?』

あ、こないだまで自分も多用していたな。。。

この年齢を重ねるごとに時間の経過が早くなる現象。
名前があって『ジャネーの法則』っていうらしいですよ。

少し焦ります。

ジャネの法則(ジャネのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案した法則。
簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。
wikipedia

最近事業プランを考えるにつれて『理想』が沢山出てきます。

ただ自分がどういうもの、人に惹かれて、そこに一貫性はあるのか。
考えてもなかなか整理ができません。

さらに言えば理想を阻む第一関門がこの事業プラン
というものである気もしています。


今回は理想と現実について整理してみたお話しです。

初めに


僕の投稿を初めてご覧いただく方、初めまして!
東京の町田市出身、現在25歳のむねきよと言います。

1年半後の2024年冬にビールの醸造所(ブルワリー)立ち上げを目指しています。

趣味は読書とサウナと散歩とらーめん。
現在は神奈川のブルワリーで働いています。

設立を目指すにあたっての経緯を綴った#1も是非お時間ある時にご覧ください。

tokyo創業ステーションへ

ビールの醸造所立ち上げにあたっておもむろに事業プランとやらを書いてみました。
そこで思ったこと。

『あれれ〜これ学校でおそわってないぞ?』

資金調達、免許取得、事業プラン、物件探しなどなど。全く進まない。
そこであるブルワリーさんに相談したところ
tokyo創業ステーションてところに行ってみ!
と教えて頂きました。

少し調べてみるとなにやら無料で起業のプロに相談できるらしい。
ラウンジも使い放題。
一時保育もできる。
事業プランが良ければ最大300万円の創業助成金がでるらしい。

おいおいどこで金取られんだ!
騙されねえよ?
名前から怪しいと思ってたんだよなぁ!

甘い話には落とし穴がつきもの。
昔タイを旅してた時、お前いいやつだから俺のトゥクトゥク(いかしたバイク)で案内してやるよ。
金?いらないいらない。
と言われてしっかり金を取られたことがある宗清。
学んでいます。

ただオチから言うと真っ白です。
名前バカにしてごめんなさい。
そして小池都知事ありがとう。

tokyo創業ステーションとは、東京都及び(公財)東京都中小企業振興公社が運営する起業を身近に感じるための創業支援拠点です。

1回目の面談へ


tokyo創業ステーションは担任制。
面談は45分と限られています。

初回は事業内容のすり合わせと今後のスケジュールについて。
数十人いる相談員さんの中から、顔写真と得意業界、専門分野で一人を選ぶ。

明日の昼ごはんを前の晩から考えるような
超優柔不断人間には荷が重い。。。

飲食、製造を得意としているのは第一前提。
理想ばかり追いがちな自分とは逆のリアリスト。
年代は離れているけど話が合うアツい人がいいな。
などなど。

そんなことを考えて1度目の面談へ。

「この人アタリかな~」
「駄目だと思ったら勇気を出してすぐ担任変更しよう」
疑いの目で入ろうと考えていました。

ですが、ブルワリーやビアパブなどの立ち上げも担当したことがある点、
創業のステップを細かく分けて表にしてくれたものは右も左もわからない僕にとって霧が少しはれた感覚になりました。

数十キロ先はまだ見えませんが。。。

その中でこの人信用できるかもなと思った言葉は

「クラフトビールに至っては自分の理想を形にしなさい」

というものです。

理想と現実、職人と経営者

僕自身、初回の投稿でも書かせていただいたとおり、
1年間かけたお散歩お悩みセルフ背中押しの末に
理想のビール、空間を追い求めた職人のようなモノづくりがしたいと思い今に至ります。

ここ最近たくさんの方に出会わせて頂き1番考えたことが
職人と経営者のバランスです。

やはり開業を志す方は断然職人を目指していて、
とにかく自分が作りたいこだわったビールを作りたい。
私自身もこの感覚です。

ただ実際にいろいろな業種の経営者の方ともお話しする機会が増えてきました。
その中でたまに言われることは

 『ウケるもの、お金が生まれるものを作りなよ』

もちろんビジネスはソリューションなので
消費者ニーズを捉えて解決することは大事だと思います。
ただウケるものって話している多くの人が、ただ自分のために、お金のためにという感じがするんです。(僕が話した人がたまたまそうかもしれません)

自分が好きな何かで誰かが幸福を感じ、それでお金が稼げたらこの上ない喜びだと真剣に思います。

ですが、消費者がついてくるようなビールを造り、ホップづくりもし、宿泊施設も作り、村を作り、ゆくゆくはキッチンカーで放浪の旅に出るなんて友人の前で息を巻いてきた私ですが、

まず自由にアソブための土俵を作らなければ。

とも思いました。
その土俵として理想のビールをつくりたい。
ただそれは土俵、そしてお金になるのかという疑問で頭がいっぱいになりました。

そんな時に言われた
「クラフトビールに至っては理想を形にしなさい」
もうずっと欲しかった言葉です。

日本のビール業界においてクラフトビールが占める割合はまだ数%。
アメリカなどには遠く及びません。
年代別などもあるので少し論点はずれますが一つのクラスに1人、
日常的にクラフトビールを飲む人がいるかいないかです。

そんな変わり者?(笑)
を相手にしているのだから全員に好まれる必要はない。
大げさに言うと9割に嫌われても1割がめちゃくちゃ好き、であれば
成り立つ業種でもあると。

あ~これ人間にも言えるなぁ。。。
嫌われるのが怖いからみんなに好かれようと思う。

それで気がついたら笑顔がひきつっていることたまにあるんだよなぁ。。。

バーレイワインのような人間になりたい!!
(ムネキヨが一番好きなスタイル、好き嫌いはわかれる)
などと痛々しいことを考えていましたが、心が決まりました。

『ウケる』『稼ぐ』を狙ってビール、店を作るのではなく
絶対的に好きなビール、空間を作ってニーズを作ろう。

自分の好きなものが好きという人達みんなで作り上げていきたいと思いました。

そのためにはとにかくおいしいビールを飲み、
おいしいビールを作れるようにならなければ。。。
デザインや内装も勉強したいなぁ。。。

おいしいビールを作るためには途方もない時間がかかることもわかっております。
その時間を少しでも短縮したい。
とにかく動くしかないなと思った一日でした。

『嫌なことをしないために』からやりたいことを導き出した私ですが、
好きなことをやるためには嫌なこともしなければならないと言うこともよく聞きます。

少し先が見えてきた自分は、
苦手なことに遭遇はしていますが本当に自分の芯に関わる嫌なこと(for me思考のウケるものづくりのような)
に関してはまだ避けていられているように感じます。

ここから先どうなるかわかりませんが、
自分の芯に関わる嫌なこと。
に関しては精一杯逃げていきたいと思っています。

最後に

ここまで読んでいただき有難うございます。
「同じ様な目標を持っている方」や「食べること飲むことが好きな方」、そして僕と同じく「ビールファンの方々」と少しでも交流したいと考えております。
そのためnoteでの発信もしていこうと思いますのでフォローとハートをポチって頂けると嬉しいです。

また、皆さんの
ここのお店がおいしい!
ここの内装が好きだった!
この地域にいい物件あった!
などありましたら教えてください!

twitterもやっているので是非


ではまた。






よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはビールの勉強代にあてさせていただきます!