徒然|きっかけ
私は、『本の装ひ堂』というブックカバーの専門店を営んでいます。
と言っても、実店舗を持っているわけではなく、書店さまのスペースを間借りして販売していただいたり、Webショップを運営していたり、イベントに出店していたり…という形態で販売しています。
簡単に言えばのらりくらりと営業しているわけですが、これが意外と性に合っているのか…なんとか生活できている感じです。
ただ…本の装ひ堂は実は、店主が「手作業や物作りが好きだから、何か作りたかった」という気持ちで始めた店ではないので、ブックカバー以外の商材だったら、屋号を付けて店を始めることなどなかったと断言します。
『本を持ち歩く人のために』、『店主の好みの柄で』『便利な機能を搭載した』ブックカバーを作りたいだけでしたから。
加えて言うなら。
もし私が今の病気になっていなかったら定年まで会社員を続けていたと思うので、世に流通することなく、途中でその存在が消滅していたブックカバーだったということもわかっています。
そう思うと感慨深い。
人生いろいろ。笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?