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装ひ堂のブックカバー徒然

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店主こだわりのブックカバーについて。
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

10年目

 創業と言えるほど大袈裟なものではないけれど、9年前の今日、私は『本の装ひ堂』という看板を上げました。当時存在していた『tetote』という、ハンドメイド専門のネットショップにブックカバーを並べて、初めてお買い上げいただいたのが2014年の今日、1月31日のことです。本の装ひ堂初のお客さまは、関西にお住まいの方で、タイトル『10年目』の上にある画像のカバー(赤/唐草紋様)をお買い上げくださいました。  最初の4年は、後にこれが本業になるなんて考えてもいなくて、会社に勤めなが

徒然|きっかけ

私は、『本の装ひ堂』というブックカバーの専門店を営んでいます。 と言っても、実店舗を持っているわけではなく、書店さまのスペースを間借りして販売していただいたり、Webショップを運営していたり、イベントに出店していたり…という形態で販売しています。 簡単に言えばのらりくらりと営業しているわけですが、これが意外と性に合っているのか…なんとか生活できている感じです。 ただ…本の装ひ堂は実は、店主が「手作業や物作りが好きだから、何か作りたかった」という気持ちで始めた店ではないので、

徒然|思い出してもらえるように。

あなたが「ブックカバーが欲しいな」と思ったときに、最初に思い出してもらえるブックカバー屋になりたいと思っているのです。 「ラーメン食べたい」と思ったときに、最初に思い浮かべる店のようにね。 #徒然 #日常 #エッセイ #フォトエッセイ #文章 #文学フリマ #文学フリマ東京 #文学フリマ福岡 #出店 #ブックカバー #本の装ひ堂 #装ひ堂式 #ポップアップショップ #納品 #新柄 #新作 #ブックジャケット #bookjacket #文庫 #文庫本 #新書 #ビジネス書

あけましておめでとうございます。

2023年を迎えました。 あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 さて年の初めですから、今年の本の装ひ堂のことを少し。 まずはお問合せの多い《ブラインドショッピング》について。 年に一度、福袋的な位置付けで、本の装ひ堂が勝手に選んだ柄を送りつける通販を《ブラインドショッピング(BS)》と呼んでいます。 送られてきた柄に対して文句は言わせないという、やや乱暴なショッピングであるにもかかわら