ネットスーパーQ&Aアプリを作ってみた

私は、小売業のネット販売運営の仕事をしております。その中でもネットで注文して指定した時間帯にご自宅にお届けする「ネットスーパー」の出荷現場はパソコン作業、機器での商品収集というデジタルな部分と売場から商品を集め、お客さまのお買い物内容ごとに荷作りするアナログな部分の両面があります。今回はデジタルツールを使ってネットスーパーQ&Aアプリ作成について記載していきます。

現場で困る内容

現場で困る内容は、お客さまがサイトを利用時の困りごとについてのお問い合わせについてと、従業員が機器使用中に発生する不明点についての問い合わせについてです。近年のネットスーパー需要拡大により問い合わせも増えております。

アプリ制作のきっかけ

Q&Aアプリ制作のきっかけは、1.ネットスーパーは出荷に時間制限があるなかお問い合わせにも対応すること、2.お問い合わせについて個人が対応するため情報が広がらないこと、3.人員が増えており、口頭で伝えるには膨大な時間がかかること、4.答えを持っている相手が休みの場合もありいつでも答えを聞けないことです。

アプリの内容

部内で記録していたお問い合わせの元Excelシート276項目を整理後アプリにして使いやすくしました。Excelシート→Googleスプレッドシート→Glideの流れなので、誰でも項目を追加修正しやすい仕様。シンプルに答えられる内容になるようこだわりました。

使ってもらった感想

1回目使ってもらったとき276項目が多くて見ずらいという意見ががあり修正
修正後は、よくお問い合わせのくる内容がすばやく検索できて便利だからアプリを入れてほしいという声や、新人教育で使用した際もパソコンに入れてほしいという声がありました。

2人に教えました

教えるポイントは1.Googleアカウント作成、2.グーグルスプレッドシートにExcelをアップロード、3.glideでスプレッドシートをインポート、4.glideで項目を見やすいように表示、5.Excelの内容をみんなで強化するということです。1人当たり教えた時間は約10分です。

月間270分の削減の見込み

わからないこと1案件あたり3分の削減、1日最低でも3回お問い合わせがあり1日あたり9分の削減となるので、月間270分の削減が見込めます。

筆者の後記

デジタルツール制作を通じて1.職場のシステム改善にアイデアが活用できたこと、2.さまざまなツールを学んだことで発想が広がったこと、3.無料ツールを活用して日常業務を効率化するきっかけを得れたこと、4.実装してフィードバックをもらい改善する流れを学べました。職場のメンバー全員にアプリを入れてみんなでネットスーパーアプリの内容を充実させていき、周りにもデジタルツールを活用する流れを作っていきたいです。


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