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ソフトウエア開発に関する一私見〜品質とテスト〜

この記事は「ソフトウエア開発に関する一私見」と書いてある様に仕事をするうえで日頃考えていることを書いていきたいと思います。

みなさんはソフトウエアのテストを何のために実施されていますか?
バグを見つけるため、動作を確認するため、ソフトウエアの品質を上げるため、などなど。
場合によっては納品に必要だからなんていうのもあるかもしれません。

現実的には、まさにその通りだと思います。
テスト実施して問題を見つけて、問題処理票を書いて、不具合を直して。。。
そして、増える一方の問題処理票と格闘する日々。
う〜ん、なんか建設的ではないですね。

わたしも昔はテストで問題を発見するべく作業していました。
ある時、こんな記事を本か雑誌で読んだ時に衝撃を受けたのを覚えています。どこで読んだかは覚えていないのに衝撃を受けたことだけは覚えているのですから、相当のインパクトだったわけです。

その内容は、
「テストは問題を発見するために実施するのではない。問題がない事を証明するために実施するのである。」
とありました。また、
「いくらテストを実施しても品質は上がらない。品質はプログラミング時に作り込むべきだ。」
ともありました。ちょっと考えれば当たり前ですよね。

それからは、ことあるごとに「品質は作り込みだよ。テストは作りこんだ結果を証明するだけだよ。」と後輩や部下に、もちろん自分にも言い続けています。

現在は、品質の作り込みの具体的な手法について自分の知見を何とか見える化しようと執筆中です。
自分の脳内活動を見える化するのはむつかしいですね。
良いノウハウがあればと検索中です。

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