見出し画像

管理栄養士とトレーナーでまったく違った栄養学~サプリメント編~

こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

学校を卒業してから働きながら一生懸命勉強して管理栄養士になったのち、本当にやりたかったことはこれだと気がついてパーソナルトレーナーになったのですが、

管理栄養士としての栄養学と、トレーナーとしての栄養学ってまったく違うんですよね。



例えばタンパク質、管理栄養士的には体重×1g程度の摂取で基本的には十分なんですが、トレーナーとしてはその倍の量を勧めることもあります。

管理栄養士的な仕事をしていたらありえない量です。

それでも体を鍛えている人からしたら常識のようなところもあります。



そのようなギャップを感じることはたくさんあったのですが、その一つに「サプリメントのとり方」があります。


この記事では管理栄養士的なサプリメントのとり方について解説しましたが、今回の記事ではトレーナー的な考えに寄ったサプリメントとの向き合い方をお話ししていきます。





1.トレーニングを軸にして考える



体作りを目的とする場合にはトレーニングの効果を最大化するようにサプリメントをとります。

これは
・プレワークアウト(トレーニング前)
・イントラワークアウト(トレーニング中)
・ポストワークアウト(トレーニング後)

なんて分けられて言われることもありますね。



サプリメントの種類は無数にあるので一つ一つは解説できないので、だいたいこういうものだよ~ということを説明していきますね。





2.プレワークアウト



より多くのエネルギーを筋肉に送り込むために血管拡張作用があるもの、より力を発揮するために興奮作用のあるもの、脂肪燃焼作用のあるもの。
そんなサプリメントがここに属します。

有酸素運動だけの人でも脂肪燃焼系のサプリメントを摂取するはもありですね。




3.イントラワークアウト



トレーニング中にエネルギーが枯渇するのを防ぎます。

スポーツドリンクもこれに当たるので馴染みがある人も多いのではないでしょうか。

とにかく消化・吸収が容易ですぐにエネルギーになるのが特徴です。
トレーニングガチ勢になってくると粉飴などを買ったりして自分で調合することもあります。



たまに運動中にプロテインを飲む方もいますが、プロテインも消化が必要なものなので運動中のエネルギーには適しません。

プロテインを飲むくらいなら、さらに分解された形であるアミノ酸をとったほうがいいでしょう。





3.ポストワークアウト



筋トレをしたあとであれば筋肉の合成力が高まっているので、このタイミングでプロテインを飲むといいですね。

また、疲労回復系のサプリメントもこのタイミングでとってあげると体が求めている状態なのでより効果が高まります。





4.まとめ


トレーニングに合わせたサプリメントの飲み方は

・プレワークアウト…血管拡張作用・興奮作用・脂肪燃焼作用のあるもの
・イントラワークアウト…消化のいらない糖質・アミノ酸
・ポストワークアウト…プロテイン、疲労回復効果のあるもの

普段からしっかりとトレーニングしている人は、効果を高めるために飲んでみてはどうでしょうか。



自分はプロテインを飲んでもいいんだろうかと疑問を持っている方はこちらの記事も読んでみてください。



ここまで読んでくださりありがとうございます!

毎日、サッと読める健康に役立つ情報を発信していますので、お時間ある方はフォローをどうぞ!

「サポートする」について
頂いた収益の60%は新型コロナウイルス感染症対策に役立ててもらうため、非営利団体への寄付に充てさせてもらいます。残りはみなさんに役立つ情報を届けるための書籍代やセミナー代に充てさせてもらいます。

全ての人の健康・生活の質が上がりますように。

いただいたサポートは教材費に充てようと思っていますが、他にもいい使い方があったらコメントしてください!できれば読んでいる方に還元できる形で!