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疲れすぎのあなたにクエン酸を



こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

朝起きたばかりなのに疲れている、朝はいいけど夕方にはしんどい。

そんな方にオススメなのがクエン酸です。
効果も高く、比較的手に入りやすいのがポイントです。



マウスを使った実験でも明らかになっているクエン酸の効果。

この記事で学んでぜひ試してみてください。





1.摂取方法



飲みものや、粉状のものなどの形で売られています。
個人的には粉状のほうがクエン酸の含有量も多いですし、栄養価あたりのコストパフォーマンスも良いのでオススメです。


検索すると食用ではないものもあるので気をつけてください。



次の項ではなぜクエン酸がいいのか、体の中でどんな動きをするのか解説していきます。





2.疲労回復だけではなくエネルギーを生み出す効果が



ヒトの体にも酸性、アルカリ性というものは存在していて普通であればph7.4くらいの弱アルカリ性で、この状態のときがもっとも体本来の活動ができます。

ある程度、体を動かすような仕事をしている人は血液の中に乳酸が発生しやすいです。この乳酸が増えると体のphが下がってしまいます。

phが下がると「解糖系」というエネルギーを生み出すシステムが働きにくくなり筋肉が疲労し、何だかダルくて力が入らない状態になってしまいます。



血液中の乳酸は肝臓でピルビン酸に変換されたあと、糖新生によってグルコースに変わりまたエネルギーとして血液中に戻されます。そしてグリコーゲンという形で筋肉や肝臓にエネルギーとして貯蔵されます。

このときグルコースと一緒にクエン酸が存在しているとグリコーゲンの合成能力が高まるのです。



また、乳酸がピルビン酸に変わる手助けをしてくれるのもクエン酸です。

ヒトの体の中で最終的にエネルギーを生み出すのは細胞の中にある「ミトコンドリア」です。中学校で習いますね。

ミトコンドリアの中と外を行ったり来たりできるのがクエン酸なので、存在することでよりエネルギー代謝をスムーズにしてくれるんですね。






3.まとめ



クエン酸は
・乳酸をピルビン酸に変えてくれるので疲れがとれる!


ちょっと小難しい内容でしたが要するにこういうことです。
高いものではないので試してみてもいいと思います。






エネルギーを生み出すためにはビタミンも必要です。




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