「間食にはナッツ」はなぜなのか
こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。
ナッツを間食をして取っている人ってちらほらいますよね。私の勤めているジムのお客さんにもそういう方はけっこう多いです。
ダイエットを意識して食べている人が多いのですが、ナッツにはそれ以外のメリットもたくさんあります。
血糖値の上昇を抑えたり、抗酸化作用を持っていたり、美肌効果があったり…
しかし取りすぎると…
というナッツのことについて今回の記事ではまとめてあります。
1.意外と知られていないナッツのいいところ
なんとなく良さそう!というイメージで食べている方もいると思いますが今回はナッツのいいところ3つを覚えていってください。
この3つを覚えていたら他の人にもオススメできます。
「〇〇なの?じゃあこうこうこういう理由でナッツが良いよ」とアドバイスできることがあるかもしれません。
その3つとは冒頭にも挙げた
①食物繊維が豊富
②抗酸化作用
③美肌効果
一つずつ解説していきましょう。
①食物繊維が豊富
食物繊維は大きく分けて2種類です。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維です。
読んで字のごとく水に溶ける性質を持っているのか持っていないのかによって分けられます。
ナッツにはこのうち不溶性食物繊維が含まれています。
不溶性食物繊維は腸を刺激して活発してくれる効果があるので便秘気味の方にはオススメです。
②抗酸化作用
酸化に抗う性質のことです。
ヒトの体は酸化していくものです。それは疲れとして現れたり代謝に悪影響を与えたりします。時には「老化」なんて呼ばれたりしますね。
なんとこの酸化に抗ってくれるビタミンEという成分が含まれているんですね。ナッツ類の中では特にアーモンドに豊富に含まれています。
③美肌効果
ナッツには不飽和脂肪酸が含まれています。これは脂質の種類のことですね。
「不」飽和脂肪酸ではなく、飽和脂肪酸という脂質もあるのですが、こちらは過剰摂取しやすく、それによって動脈硬化や脂肪の蓄積がしやすいです。動脈硬化と肥満が重なると高血圧にもなってしまいます。
しかしナッツに含まれている不飽和脂肪酸は血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがみられる質のいい脂質です。
脂質は過剰になることで肌が荒れる原因にもなりますが、少なすぎても肌がカサカサになってしまうので摂取するなら不飽和脂肪酸のように質のいい脂質がいいでしょう。
2.もちろん駄目なのは…
はい。食べすぎですね。
どんな健康的な食品であろうと過剰に取ったり、他の栄養素とのバランスが崩れると悪影響をもたらします。
ナッツ類は良質と言えど脂質が豊富なのでカロリー自体は低くありません。
食べすぎたら普通に太りますし、脂質過多によって肌も油っぽくなってしまうでしょう。
3.まとめ
ナッツ類は
・不溶性食物繊維が含まれている
・抗酸化作用や美肌効果がある
・しかし食べすぎると逆効果
また、ナッツは大量に食べるようなものではないですよね。良いところはあってもナッツさえ食べたらOK!と言えるようなものではありません。
他の栄養素の補助として利用してみてください。
肌荒れ・ニキビについてはこちらの記事でも解説しています。
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