見出し画像

私は「おしゃれになりたい」のかを考える

楽に暮らしたい。


「暮らす」ことを考える

社会人として生活を続けてきて、心身ともに「このままだとまずい」と思うことが増えた。このまま流れるようには到底生きていけない。「暮らす」ことを考えようと思った。


小さく暮らす

楽に暮らす。そのためには、小さく暮らすことが私にはとてもあっていた。身近で好きな、ファッションについても同様である。


服を着る目的について

私は楽に暮らすために服を活用したい。
今の夏服は基本こんな感じ。

寝巻き兼部屋着兼、普段着


部屋着兼パジャマを普段着にも

シンプルライフ、ミニマリスト、私服の制服化といった考えにもいろいろな形がある。これまで私もさまざまな方法で服を減らしてきた。だが、なかなかしっくりこない。

この数年間のうち、いちばん長く着続けているたのは寝巻き兼部屋着だった。着ていたものが消耗し、買い換えを検討したタイミングで、私は外でも着られるものを選んで、普段着としても活用することにした。

快適すぎる。毎朝選ぶどころか着替えることもない。洗濯物もこの1セットで済む。眠れるくらいなので、着心地も抜群だ。


変化のない安心感

私は服、および生活に安心感を求めていた。

・着心地がいい
・体調が悪くても着ていられる
・すぐに外に出られる
・しわが目立たない
・洗濯しやすく乾きやすい
・汚れや劣化による買い換えもしやすい
(価格、購入店舗の多さ)
・似合うシルエット
・落ち着く色柄
・着脱がらく(重ね着もしやすい)

安心だなあと思っている点

ここひと月ひたすらに色違いの2パターン(白T緑パンツ・グレーT黒パンツ)をお風呂上がりに着て、出かける前に靴下とサンダルをはいて出掛けていた。快適すぎた。着心地がまったく変わらない。安心すぎる。私の服選びにおいて、ひとつの終点にさえ感じている。

シンプルライフ、ミニマリスト、私服の制服化などにおける考え方はさまざまで、少ない服で着回しなどのおしゃれを楽しむ人もよく見かける。一方で全く同じものを必要枚数揃え、ローテーションしている人もいる。

あ案外私は後者に近い方法が合うようだった。変化があまり得意ではない自覚はあるが、衣服に関してもここまでとは思わなかった。


私は「おしゃれになりたい」のか

私はおしゃれになりたいのか、人からおしゃれだと思われて為したいことがあるのか。

考えてきたけれど、それで為したいことはなかった。為したいことができる機能性と安心感、その上で好きなシルエットや色柄があればじゅうぶんだ。そう思えた。


「おしゃれになりたい」を手放す

繰り返してきた私服の制服化。私にとっては服より、「おしゃれになりたい(人からそう見られたい)」というマインドを手放すことが効果的だった。

着ている服自体も、身に付けている自分も、正直おしゃれだとは感じない。それでも今は、この服も自分も好きだなあという充足感がある。


楽するための備え

楽をしたい。安心感に包まれたい。
そのためにはTPOに合わせた制服選びが必要だ。

もう少しきちんとしたい場面で着る、ブラウスやスラックスもお気に入りがある。

薄さが異なる白ブラウス(シャツ)
寝巻きにできなくもない着心地のワイドパンツ

日常で想定し得る範囲の状況は、これらで対処できる。


とにもかくにも好きもある

バブアー

とにもかくにもバブアーが好きだ。カジュアルに振り切ることができたのも、「このアウターに合う服しかほしくない!」という気持ちも大きかった。迷走していた自分のスタイルの軸のひとつとなっている。


私はおしゃれではない。でも今の私はファッションを楽しめているし、自分で選んだ服を着ている自分が好きだ。暮らしが、まわってきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?