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James BLUES LAND 店主/鈴木隆一さん特別インタビュー①


『Kobe Music LOUNGE vol.3』の開催を記念し
会場 James BLUES LAND の店主 鈴木隆一さんに特別インタビュー.
Kobe Music LOUNGE主催・神足との対談形式でお届けします.

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音楽に出会う場所 

窓の外には天まで伸びる高層ビルやマンション、バイパスを行き交うトラックや乗用車が見える。しかし聞こえるのはそんなビジネス街の慌ただしい”競争”曲ではなく、アコースティックギターの弦が擦れる音や、存在感を持ったビートの並び、踊るマリンバと跳ねるキーボード、繊細な歌声と息継ぎ、そして柔らかい拍手だ。回り続けるミラーボールの下で次々に披露されるジャンルを超えた数々の音楽との出会いは、神戸という街の古い記憶の中に入り込んだような感覚に陥る。そこにいるだけで「Kobe Music LOUNGE」という名前の意味がわかった気がする。

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 Kobe Music LOUNGEの主催である神足さんは、その名の通り様々な音楽の集まる場所として神戸市中央区波止場町にある「James Blues Land」を第1回の会場に選んだ。その理由として「別のイベントで訪れた際に一目惚れしたんです」と語る神足さんとJames Blues Landの店主である鈴木さんの出会い、お店やイベントの魅力などについて、お二人の対談を通じて伺っていきたい。

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神戸の波止場の倉庫の3階

 初めての対談にも関わらず「楽しみですね」とお店まで足を弾ませる神足さんの様子からは、すでにお互いの信頼がうかがえる。その日は普段定休日であるにも関わらず鈴木さんも「よう来てくれました」と快く迎えてくれた。もともとは倉庫だという建物の三階にある店内は、私が以前にKMLのvol.2で訪れた夜の時間帯とは雰囲気が違って、二月とは思えない暖かい日差しが差し込んでいる。

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 隠れ家というには広い気もするほどの店内に並ぶ、材質も色も違う椅子やソファが50個ほど、それに合った高さをした丸や四角のテーブルたちは皆ステージがある西側の窓の方を向いている。ステージといってもはっきりと段差のようなものがあるわけではなく、少しスペースが空けてあるだけ。これによって演者との距離が近いだけでなく、お客さんは深くソファに腰掛けて贅沢に音楽を楽しむことができる。ステージの両脇に置かれた大きなスピーカーでかかっているのは、お客さんのいない店内で鈴木さんが一人で楽しんでいた曲なのかもしれないし、もしかすると対談の雰囲気に気を使ってくれていたのかもしれないと今は思う。「ブラックでもかまいませんか?」と鈴木さんが用意してくれたアイスコーヒーを置いたテーブルを挟んでお店と鈴木さんの来歴から対談は始まった。

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・writer:安楽悠作
・Interviewer:NAOYA KOTARI(Kobe Music LOUNGE)
James BLUES LAND 店主/鈴木隆一さん特別インタビュー②はコチラ
https://note.com/kml/m/m1fe737767d9f
James BLUES LAND HP https://www.kobe-james.com/
Kobe Music LOUNGE Twitter https://twitter.com/musickobe
ライター 安楽悠作 Twitter https://twitter.com/luckyousuck

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