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おしらせ230703

ひと月ほど前の6/5 、10年以上住んだ実家を離れて八王子市は松が谷に単身で引っ越しました。


住まいは日本住宅供給公社の団地で、家賃は都心の単身用住宅より二万円ほど安いのですが3DKの間取りで、念願だった機材部屋と寝室を分けることができました。


引っ越して程なくして、こちらで就労継続支援B型のお世話になっており週5回の通所を始めました。


音響機材の設営やマニュアル作りをしたり、体験会の記録写真を撮ったり、卓球や麻雀をしたり、これからはカフェをしたりパスタをつくろうなどと話が広がっています。


同じ頃からかかりつけの医師に抗酒剤を処方され一ヶ月ほど断酒をしています。近況もだいぶ報告していなかったのですが禁煙も8ヶ月を迎えました。


10月末に精神病等を退院して以来さまざまな症状に見舞われ七転八倒することも少なくないのですが、その最たるものとして、入院の際受けた電気けいれん療法というものの副作用か、なんとかならないかずっと手探りをしていたのですがついに全く作曲をすることができなくなってしまいました。


技術的なものを忘れてしまったことと精神的なものが戻らないことと両面があるのですが、やはり受け入れられないものとして半年以上苦しみました。伴ってこれまで自分がどんな音楽を聴いてきたかもかなりの部分忘れてしまいました。


ああ自分は特別な人間ではないし、むしろ人並み以下の笑っちゃうような低いレベルのことを必死にこなせるよう泥まみれになって頑張っているんだ、と思うと輝かしい成功やそれぞれの幸せを見つけている人たちは眩しくて目に入れられないですし、対してわたしの砂漠のような日々には抜け出す道が見つかりません。


どんなときでも自分を肯定する、というたったひとつの解。宇宙一愚かなわたしがこのことを受け入れられてわたしの安寧を得られる日は来るのでしょうか。


ひさびさの近況報告になりました。連絡をくれたり、会ったりしてくれる方がいたらこれほど嬉しいことはありません。きょうはこのあたりで筆を置こうと思います。


水野健人

このnote内での活動にかかわらず、音楽家としてのわたしを応援してくれる方がいたらとても嬉しいです。読んで、聴いて、リアクションいただけるだけでも、飛び上がるくらい嬉しいです。宜しくお願い致します。