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2010年代私的ベストアルバム25

もう年は明けてるので、まあこのタイトルはノリ遅れたっていうことにはなるんですが、私の生活の軸である野球のオフシーズンは、どうしてももう一つの軸である音楽に傾倒してしまうわけです。

この時期になると、毎年のように「さあライブにいくぞー!」と意気込み、そしてこの時期取れるチケットって3~5月が多いので、野球の開幕にカブるっていう。考えようね…。

まあそれはおいといて、2010年代の個人的なベストアルバムです。邦楽メインでロックもアニソンもなんでもアリ、ただし1アーティストにつき1作品まで。以下完全に順不同。


Me No Do Karate/[Champagne] 2013

間違いなく、私とドロスを結びつけたそのアルバム。間違いなく、私を青山学院にブチこんだそのアルバム。バンド名は変わったけど、このアルバムをきっかけに私は人生を変えられたと言っても良い。StarrrrrrrとForever Youngに何度助けられたことか。
ベストソング:Starrrrrrr


daydream/Aimer 2016

Aimerの声っていうのはマジモンのヤベエ声(語彙力)なので、このアルバムは結構衝撃的。EGOIST、アベマ、RADとのコラボが並ぶアルバム。どう考えても、他の人の声や楽曲とは混ざらなそうなのに、うまく調和しているところがとても好き。
ベストソング:Stars in the rain


RAY/BUMP OF CHICKEN 2014

バンプに染められたのは実は結構最近で、このアルバムがきっかけ。いわゆるバンプキラキラ音楽移行期なんだけど、わたしはこの音作りが結構すきで、今でもバンプにハマっている。表題曲であるRAYももちろんだけど、やっぱり個人的にはFF零式のゼロですね。
ベストソング:ゼロ


Extra terrestrial Biological Entities/EGOIST 2012

アニメ「ギルティクラウン」という、今後も二度と私の中で変わることのないであろう最高の作品から生まれたEGOISTというアーティスト/楪いのりは、作品の中で死ぬ(盛大なネタバレ)。けど、今でも音楽で生きている。私のブログの名前は、この曲からいただきました。
ベストソング:Departures~あなたにおくるアイの歌~


Magic Number/go!go!vanillas 2014

まってバニラのこれって2014年なの…?結構最近だと思ってたのに。超明るいポップな曲にくっそダークな歌詞をのっけるバニラ代表アルバム。エマのPV見ながら大学でめっちゃ踊ってたなぁ。今でもDJブースでエマが流れるたびに完コピで踊れます。
ベストソング:サマータイムブルー


EVOLUTION/EVO+ 2016

もう声が良すぎる。少しハスキーがかった声とどんな曲でも歌いこなす技術が最強。カバーが多いのだけど、大体これVOCALOID系の曲で。つまり機械のために作った曲=くっそ歌いづらい。なのにここまで歌い上げるか。最強。
ベストソング:エンゼルフィッシュ


NO SLEEP TILL TOKYO/MIYAVI 2019

最近のアルバムだけど、カッコイイ以外の感想出てくる?全部かっこいいんだもん。疾走感のあるギターラインとハイトーンボイスはさすがとしか言いようがない。このアルバム全部エモいって。
ベストソング:No Sleep Till Tokyo


Travelar/Official髭男dism 2019

これも去年のアルバムだけど、これは絶対に入れなきゃでしょう。捨て曲が一切ないっていう他のブログと同意見。捨て曲がない。Pretenderは国民的に愛される名曲となったけど、私的にはやっぱり宿命が好きですねー熱闘甲子園。
ベストソング:宿命


REVOLT/Nothing’s Carved In Stone 2013

ナシスのゴリゴリ響かせるロックは、いつ聴いてもシビれる。特にこれはOut of Controlという最強シングルを真ん中に持ってきているアルバム。地元の小さなライブハウスによく来てくれていたので、高校生時代から聴いてたけど、最近はフェスにも来てくれるようになって超うれしい。
ベストソング:きらめきの花


メジャー/SANABAGUN. 2015

えー、すみません。サナバ、2か月前に知りました。でも激ハマりしました。ここまで急激に引き込まれたのは初めてレベルです。個々の演奏レベルが高すぎる。この後3月にライブに行きます。ぼっち参戦ですけど、絶対踊らせてくれよな!!!
ベストソング:居酒屋JAZZ


drama/[.que] 2013

インスト作品から一つ。映像音楽作家のキューさん。またの名をカキモトナオさん。澄み渡ったピアノが大好きです。全てが澄んでいて、美しくて、そして壊れそうな一つ一つの音が、ここまで大切に響いているインスト作品が、今まであっただろうか。
ベストソング:drops


UnChild/SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer 2014

日本は澤野弘之という最高の作曲家が存在することをもっと慶ぶべきである。そのくらい最強の作曲家だと思う。ゲストボーカルにAimerを迎えて作られたこのアルバムは、力強いボーカルに力強いインストが重なってさらに力強いのである。爆音で聴け、って感じ。
ベストソング:But still...


sakanaction/サカナクション 2013

私がサカナクションと出会ったのは、なんかの音楽番組でアルクアラウンドのPVが紹介されてたことなんだけど、その頃はあんまりハマらなくて、このアルバムで完全にハマった。INORIのダンスチューンで始まり、朝の歌で終わる。つまりこれは、深夜のアルバムなのだ。
ベストソング:INORI


Fruits Decaying/ぼくのりりっくのぼうよみ 2017

天才。そうとしか言い表せない。彼の葬式に行ったんですよ(葬式というLIVEタイトル)。最高でしたね、天才と称賛された20歳が、壊れ、崩れ、終わっていく瞬間を見られた気がしました。それにしても最高の才能。遺してくれたアルバムを大事に聴くしかない。
ベストソング:たのしいせいかつ


amp-reflection/SCHOOL FOOD PUNISHMENT 2010

アニメ「東のエデン」がきっかけで、futuristic imaginationを何回も繰り返しきいた。なんだよ、耳を澄ますための夜って。最強にエモくてかっこいい。彼女らの曲は夜を歌うことが多いのだけど、その中で04:59という朝を歌う曲がある。眠れない夜の終わりに、これを聴いて、何度私は救われたのだろうと。
ベストソング:04:59


ZIGAEXPERIENTIA/supercell 2013

Today is Beautiful Dayとどっちを出すか迷って、こちらに。やっぱり私がギルティクラウンから受けた影響は大きくて、告白と僕らのあしあと、My Dearestは何度聞いても泣いてしまう。力強いボーカリストこゑだちゃんの声も相まって、とてもよくまとめられた1枚。
ベストソング:僕らのあしあと


You Can Dance/東京塩麹 2018

いやとりあえず聴いてない人人生マジで損してるから聞いて欲しい。彼らの音楽には方向性なんてまるでなくて、その曲その曲を全てカッコイイものに仕上げてくれているなって感じる。ちなみにこのアルバムに感動しすぎて、私は浦安のワンルームで踊って壁ドンされた。
ベストソング:FIGHT CLUB


Fantome/宇多田ヒカル 2016

ヒッキーおかえり、と言いたくなるこのアルバム。私が人生で初めて買ったCDは宇多田ヒカルなんですけど、全てを一回り二回り超えてくるヒッキーには毎度驚かされる。このアルバムを手にとった胸の高鳴りは、あの時のワクワクと似ていた気がする。
ベストソング:花束を君に


evergreen/秦 基博 2014

秦基博のLIVEシーンももりだくさんなこのアルバム。彼の歌唱力がどれほど高いかを実感できる1枚になっていて、とても好きである。その中でもREC作品のGirl。父親がこれをカーステレオで聴いていて、泣いていたときはちょっと嬉しかった。
ベストソング:Girl


YELLOW DANCER/星野 源 2015

SAKEROCK解散後の源さんアルバム。そんでもって星野源のANNが直後に始まったアルバム。いろんな思いが詰まっていると思うんだけど、1曲1曲が丁寧だなっていうのが感想。あまり知名度ないけど、口づけとかDown Townとか超名曲だぞ。
ベストソング:Down Town


FOLK/ハンバート ハンバート 2016

この夫婦はどこまで素敵なんだ。まったく声質の違う二人が合わさることで生まれる不思議なハーモニーが奏でるこの作品。12曲中12曲、間違いなく幸せを感じられる楽曲だと思う。おなじ話が最後から3番目に入っているのもベスポジ。
ベストソング:おなじ話


HE KIDS/Suchmos 2017

彼らの代表曲STAY TUNEはもちろんとして、全てにハズレがないサチモスの一枚。これを聴いて、2017年のロッキンはサチモスで踊ったんだった。っていうかこのアルバムだけでフェスは生きていけるから、ステイチューン超える爆弾落として。
ベストソング:STAY TUNE


i’mperfect/凛として時雨 2013

私は完璧、そういうタイトルを載せちゃう時雨、大好きだ。時雨は音でいうとマイナー(短調)の曲が多いのだけど、このアルバムはそれを詰めて詰めて詰め込んだ作品。暗く沈む曲中に、TKのロケット花火みたいな声が頭上を駆け巡る、爽快っすよ…。
ベストソング:キミトオク


欲望/東京スカパラダイスオーケストラ 2012

スカパラは、メンバーチェンジをいくら経ても最高なんだけど、2010年代ベストといえばやっぱりこれでしょう。全編一発撮りの13曲。ゲストボーカルも豪華だけれど、やっぱり熱がこもっているのをひしひしと感じるのはこの一枚なんだよなぁ。
ベストソング:修行


CALL/Skirt 2016

自分の音楽を見る目を変えてくれたっていう点で、スカートでしょうかね。スカートと出会う前って、いわゆる「テレビ映えする歌手」が好きだったんですよ。スカートはそうじゃない。なんなら公園でアコギ携えて歌ってそうなあんちゃん。そういう人に出会えてよかったとヒシヒシ感じるよね。あれ、アルバム紹介じゃなくて人物紹介になってもーた。
ベストソング:ストーリーテラーになりたい

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