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「手段の目的化」による弊害 -Webサイトのよくある話に定量データを基に提言する参考レポート- #6

本記事の出典 株式会社WACUL 2019.07.31 研究レポート Webサイトはリニューアルによって改善するのか?WebサイトリニューアルとCV・CVR向上の相関関係についての調査 https://wacul.co.jp/lab/renewal-improvement/ 前回「Webサイトの目的と価値とその重要性の理解について #5」を書きながら冒頭サイトの研究レポートを思い出し読み返していました。 Webサイト運用において(マーケティングという広範囲でも)本質や目的に

    • Webサイトの目的と価値とその重要性の理解について #5

      コロナの影響により顧客へのサービス提供はオンライン上での需要と重要性がより高まりました。 オンラインの顧客接点の代表はWebサイトだと思いますが、しかしながら今もまだWebサイトの目的や価値を見いだせずに有効活用ができていない企業も少なくありません。 冒頭の「どうして経営陣は自社Webサイトの価値を理解してくれないのか」という参考記事は2014年と6年も前のものですが、2020年の今でもよくある課題として改めて考えたいと思います。 「デジタルは重要」と世間で言われるが、We

      • 「利益」を追わないことの弊害 #4

        利益は企業存続の条件であって目的ではない。 ~ 企業とは何かを問われると、たいていの企業人が利益を得るための組織と答える。たいていの経済学者もそう答える。この答えは間違いであるだけでない。的外れである。   ― ピーター・ドラッカー  >出典 とある仕事の契約が約1年ほど残っている状況で、そのプロジェクトチームはとても疲弊していました。 顧客ユーザは提供されるサービス品質に満足できず改善要望を出し続け、チームはそれに応えるべく、時間というコストを大量に投下しました。 伴い

        • 変化を恐れず、常に変化を #3

          先週の出来事に、ヤフーによるZOZO(ZOZOTOWN)の買収がありました。 このニュースを見て、ふと次の言葉が頭をよぎりました。 「現状維持では、後退するばかりである」    ― ウォルト・ディズニー 現状から「変化」をする決断の裏には、多くの想いや様々な思惑、考えがあると思います。先がどうなるかわからないので「変化を避ける選択」もあったでしょう。 その上で「変化」を選んだそれは、英断だと思います。 仕事の中では、この「変化を避ける選択」は、少なくありません。いや、ど

        「手段の目的化」による弊害 -Webサイトのよくある話に定量データを基に提言する参考レポート- #6

        • Webサイトの目的と価値とその重要性の理解について #5

        • 「利益」を追わないことの弊害 #4

        • 変化を恐れず、常に変化を #3

          私の私による私のためのマーケティング #2

          「マーケティングとは?」という問に対して、その分野の偉人の解があります。 「世の中の需要を見極め、それに応えて利益を上げること」    ― フィリップ・コトラー >出典元 「セリングを不要にするもの」    ― ピーター・ドラッカー >出典元 ※セリング=販売(営業活動)と私は捉えてます。 この解を基とする「マーケテイングの考え方」は、職種に関係なく一般的な仕事においても、とても役に立ちます。 ひとつの例として ――― ”資料を作ってください” という仕事の依頼

          私の私による私のためのマーケティング #2

          なぜnoteをはじめるのか #1

          noteはじめます。 不安もあります。 (続けられるかな、私情を書くのは恥ずかしいな、文章力無いと思われる、とか) サラリーマンとなって長い時間が経ち、それなりに色々な経験もあったと思う今日この頃。 私のこれまでの業務経験は、IT関連のオペレーターから始まり、デザイン、プログラミング、マーケティングと、自分のやりたい仕事をやってこれたと思います。 そこでの経験を今後の仕事だけに活かすのではなく、どこかに発信する、いわゆるアウトプットをしたいと、結構前から考えていました。

          なぜnoteをはじめるのか #1