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深センに行ってきた話その4(電気街編)

Seeedの本社を無事見学し、深センのグルメを満喫したからには、やっぱり深センの有名な電気街を見学をしてみたいわけです。ということで今回は電気街に行ったときの話をしたいと思います。

深センの電気街について

深センには「華強北」と呼ばれる電気街があります。この地域には数多くの電子機器の小売店が存在します。その数の多さから、世界最大の電気街と呼ばれています。すべて電子パーツやパソコンを修理するお店しか入居していない大きいビルも存在し、さすがハードウェアのシリコンバレーを体現していると言っても過言ではありません。

歩く上でのポイント

いざ、街を歩こうと思っても、ものすごい数があるので、全部回ろうとすると効率よく回っても丸1日かかります。なのでとりあえず今回は、大きなビルに入居している店舗を中心にまわり、とにかくいろんな店舗を見て回れるようにしました。ここで僕が歩く上で気をつけることをいくつか挙げてみます。

買わないのに勝手に店の写真を撮らない

これは店舗の方にすごく失礼です。実際に大きいビルの入口には撮影禁止のステッカーも貼られているぐらいです。実際殆どの店舗の店員さんたちは自分の店を自分の家のように私物化しています。(ご飯を食べていたり、子供がそばで遊んでいたりなど)つまりお店の人のプライベートを撮影しているようなものです。その上欲しい物が無いのに店の商品の撮影をするのはマナー違反です。写真を取るなら、せめてちゃんと買ってから店員さんに許可をもらって撮影しましょう。

迷ったら買え!

お店で良さそうなものを見つけたときは、お金を出せるなら買っといたほうがいいです。というのもとても広い場所なので、次に同じ店舗にたどり着くのは難しいです。物価が安いのも相まって日本で買うよりもの安いものばかりなので、買えるときに買っといたほうがいいです。

動作確認は念入りに

安いからついそのまま買って、買った後に動作不良があってお金をドブに捨てた気分になることがあるのはもったいないです。そうならないように欲しいものがあったらお金を出す前に可能であれば動作確認をしましょう。こういうところで買うものは初期不良があったりすることもあります。もちろん、わざとではないのでお店によっては「動作確認しとく?」といった感じで買う前に動作確認させてもらえたりもしますし、そうでない場合は自分からお願いするのもありです。大抵の店員さんは引き受けますがもしそこで渋ることがあれば、疑った方がいいかもしれません。

今回行ったところ、買ったもの

今回電気街そのものを歩いて色々見たかったのは目的としてありますけど、一番見たかったのは、最近出来たというSeeedのアンテナショップです。おそらく唯一のSeeed直営店ではないかと思います。

Seeedのアンテナショップは華強電子世界の深セン二店の入り口に入ってすぐのエスカレータの近くにあります。

こんな感じでSeeed製品の展示販売をやってます(ちなみに撮影許可はもらっています)。ショーケースにある箱物はだいたい販売してますし、欲しい物があったら後ろの棚にあるか探してくれます。ショーケースの外側に貼ってあるのはgroveの製品のラインナップが紹介されていました。驚いたことに他の店舗と同じ面積でお店を出していたのです。世界に展開しているスタートアップの企業としては意外でした。他の店舗ではRaspberry PiやArduinoはあってもSeeed製品はあまりなかったですね。

会社のプロモーションを兼ねていることもあって、このようにステッカーと店員さんの名刺が置いてありました。他の店舗ではこのようなノベルティのようなものがありませんでした。

写真を撮った以上は何か買わねばという事で、日本では見たことのない、GPSがついたWioと新商品のSeeeduino Nanoを見つけたので買いました。近々開封記事を書こうと思います。

この他にもフルワイヤレスイヤホン2つ買いました。この内i12は見ての通りEar podsのコピー品ですが、ちゃんとEar podsとして使えます。どちらもちゃんと動きました。あとはRaspberry Pi zero Wがめちゃくちゃ安かったので、買ってしまいました(笑)。というわけで、世界最大の電気街の話でした。

つづく


趣味の開発についての小ネタを中心に書きます。