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宮崎県の山紹介

今回は、宮崎県と大分県にまたがるカッコいい山、傾山の紹介です。真冬以外は、人気の山で登山客も比較的多いです。又、分岐となる九折越に気持のいいテン場と無人の小屋もあり九州を代表する大縦走路の始点、出発点のベースとなる場所もあります。おすすめはやはり春の名の季節ですね。あと、テン場から山頂まで片道1時間ほどなので、山頂から日の出や夕焼けもおすすめです。

07.傾山 1605m

体力   ★★★☆☆

装備   ★★★☆☆

水    ★★★☆☆

絶景   ★★★★☆

交通機関 ★★★☆☆(公共小、トイレ無し、駐車場あり)

道迷い  ★★★☆☆

傾山(かたむきやま)は、宮崎県と大分県にまたがる山で、約1400万年前に大崩山の火成活動に先立ち噴火した山の1つで、最初に傾山の噴火で主に石英安山岩質の火砕流が流出しました。

その後周りの山々の噴火、浸食、隆起により現在の形に形成されませした。傾山から本谷山へかけて南傾斜には溶岩流が固まった流紋岩が分布しています。

祖母山から見る傾山ははるか遠く、遠くからも険しい山容が確認できる存在感のある山です。

現在は、主に大分県側方の登山口が最も使用されており駐車場、トイレもあります。

次に最も最短時間で登れるのが宮崎県側の九折越登山口(日之影町側)ですが、こちらは林道が途中から未舗装の為車高の高い車でパンクに注意です。最もこの山らしさを味わえるコースが、三ツ尾コース。こちらは特に滑落に十分注意し、悪天候時には無理をしないようにしましょう。ちなみに傾山の水場は、こちらの登山口から登り約20分、九折越広場から下り15分の場所にあります。

九州の山登り、宮崎県での登山をするからにはぜひ祖母傾山山系の春の登山を試してほしいですね。昨年までは、毎年年越しはくじゅう山系で過ごしていましたが今年は、祖母山9合目のテン場で過ごしました。すっかりこの山域に魅了されました。この山域は決して交通の便がいい、便利な山小屋、売店があるわけではありませんが、その分自然の景色が残っていますよ。何度も書きますが春のこの山域は行く価値のある絶景と幸せを感じられますよ。

少し話がそれますが、最近山の案内の手伝いをさせて頂いていますが、新たな仲間が出来るかもしれません。本人は不安や期待でいっぱいでしょうが、もし一緒に宮崎の山に遊びに行くなら春の祖母山系に行きたいですね。九州の青空とアケボノツツジ、ミツバツツジを眺めながらの縦走路。最高ですよ‼

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