ジレンマを抱える
トップの写真は、今日仕事で宮崎県山間部に行った際の写真です。写真で伝わるか微妙ですが、昔は、山間の急峻な渓谷になっており山と山の狭間の清流が流れていた地域でしょう。現在は、上流のダムの影響で【澱んだ水】です。少し表現が良くないかもしれませんが、水が濁り、川沿いの道を車で通る際は匂いの為窓を閉めてしまいす。地形からも推測するに、以前あった稜線や尾根に水面があり、木も腐り本来ある堆積層も押し流されています。
確かに、ダムができる事で増水も無くなり、電気が生まれ、雇用が生まれ、工事用・管理用の立派な道路が整備されます。私もその電気を使い、たまにその道路を利用します。おそらくダムができていなければ、行くことすらままならない山間の山村かもしれませんし、すでに高齢化で廃村になっているかもしれません。ただ、あの水を見ると悲しくなりますね。逆に何人の方がその電気(エネルギー)の代償を理解しているでしょうか。
別に過激な自然環境保護家ではないですが、こんなご時世だからこそ、もっと地元の自然環境・地元の成り立ち・地域行政に興味を持ってみてもいかもしれませんね。(電力会社やダムを受け入れた地域の方に対する批判ではありません。)下の写真は、いつもお世話になっているショップオーナーが、宮崎県の清流で遊んだ写真です。
治山工事の60分通行規制に掛かってしまい、noteに投稿しています。治山工事かぁ~。