付き添い入院も、いよいよ大詰め
退院のめどが立ちました。約2カ月の入院期間でした。
息子は入院時から比べて見違えるほど元気です。そして最近は、三度の食事を毎回「サイコー!」といいながら食べています。息子の笑顔を見ながら、この2カ月があったからこそ考えたこと、気づいたことがあったと実感しています。
私自身本当に多くのことを自問自答したし、息子とこんなに向き合って話す時間を持てたこと、家族の在り方とか思いとか、たくさん考えました。
今は何が必要か、どうしたいのかを突きつけられる場面が多かったから、余分なことと必要なことの区別がこれまで以上にはっきりした気がします。私は誰と比べてそう思うのか、息子は何を見てそう思ったのか、私は息子に何を伝えてきたんだろう、、、と逐一思い返していました。これまでのことが間違っていたとは思わないけど、大事にしたいことが明確になりました。
いる場所が変われば、関わる人も変わります。病院では「生きてこそ」というシンプルなメッセージをたくさんの人から受け取りました。抱えている病気や状況がそれぞれにあって、それぞれの目指す先がある。進んでいるか、後退しているのかわからないこともあるけど、先を見ることを大事にしたいと思いました。
正直、今は疲労困憊で自分の気持ちが整理できていないけど、「生きてこそ」の大前提にあとは何を考えるのか、何を選びたいか、自分の気持ちを大事にすることでいいと思っています。