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入院の付き添い生活はけっこう忙しい

中1の息子が6月から入院しています。病状的にも精神的にも息子一人での入院は負担が大きいということで私が付き添いをすることになりました。心の準備がないままに「だいたい2カ月の入院を想定しています」と医師に言われて「まじか?」と驚きとともに病院生活が始まりました。今は3週間が過ぎたところ。息子の病状が安定してきたのと、病院生活が慣れてきたのでいろいろ記録していくことにしました。

入院が決まってから、というか体調が悪くなってから私の生活は息子中心でコントロールできる自分の時間はほぼありませんでした。朝は学校まで車で送っていたし、途中早退することも考えられたので自宅から離れてたところへは行かない。学校からの連絡に気づけるように携帯をコマ目にチェック。帰宅後に病院へ連れて行ったり、薬を準備したり、夜中起きていないか…。あらゆることを確認しながらの生活でした。これが約1カ月。
そして結果的に入院。病院での生活はさらに私がコントロールできる自分の時間は無くなりました。

「病院なら疲れたら昼寝して、何より家事をしないから逆にいいんじゃない?」と言う人もいましたが、実際の病院生活、私には大変です。

6時起床、21時消灯。
日中病室には多くの人が出入りします。(消灯後も看護師さんは点滴交換や様子を見に頻繁に病室を訪れます) 医師、看護師、お掃除担当の方、介助の方、保育士、リハビリの先生、薬剤師、ソーシャルワーカー、事務処理担当の方…。特に時間が決まっていないというのが、なかなか大変です。だいたいこの時間くらいに来るという目途はあるけれど、毎日同じではない。親の私が伝えなければいけないことが結構あるので、なるべく病室を離れられない。でも自分の食事や必要品の買い物、コインランドリーでの洗濯、支払いとかけっこう病室を出る必要があるのです。

タイミングが合わずに私が不在中に医師や薬剤師が来てしまうと、先生たちが二度手間になります。仕方ないのだけれど、とても忙しく動いているみなさんのことを思うと申し訳ない気持ちになります。申し訳なく思うことはないんだけど、それが気になる私にはこの病院生活がけっこうしんどい。

あとは息子の中学校や塾との連絡もしなければいけない。週1回宿題を届けに学校と塾に向かう。それに伴い、息子の勉強の管理もしなければいけない。病院だけでなく、息子に関わる多くの人が息子を心配してあれこれ考えてくださっている。感謝と同時に、それらすべてを網羅できているのか不安でとにかく確認の毎日。

でも!最近息子の状態が落ち着いてきたことが何よりの救い。
入院前、入院直後、顔面蒼白でひたすら痛がっていたのを考えると、今は病院生活への文句が言えるくらいに回復している。よかった、よかった。
2カ月って長いなー無理かもと思っていたけれど、どうにかやれそうな気もしてきています。