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東京小旅行 ー泊まれる美術館 KAIKAー

東京がGo toトラベルキャンペーンから除外され、昨今の状況では県を跨いだ移動も難しくなってきました。でもせっかくの夏休み普段とは違うところで楽しみたい!そんなあなたのためのnoteです😊

先日早めの夏休みをいただき、美術館(正しくは美術品の保管庫)とホテルが融合した、KAIKAというホテルに宿泊してきました!
カップルで行くのも良いですが、アートを隅々まで楽しむために、お一人様での宿泊も強くオススメです・・・!(私は夫と行きましたが、鑑賞時はほぼ別行動でしたw)

☝️この記事に書いてあること
この記事では館内のお気に入りポイントの紹介、アメニティなどの情報、最後に現在公開中のアートに関する予備知識・リンクなどを貼っています。
説明書きがないアートも多いので、予備知識を少し仕入れていくことをオススメします。
アートそのものの写真は現地で楽しみたい方もいると思うので少なめです(ちょっとだけあります!)

地下一階から屋上(七階)まで散りばめられたアート作品たち

KAIKAは各階にアートが点在しています。

地下一階にはアートストレージがあり、ストレージを借りているアーティストの作品を柵越しに鑑賞できます。

元々は地下駐車場だった場所を、その木訥(ボクトツ)な雰囲気をそのままに「倉庫」と「ミニキッチン」にしたスペース。
地下という秘密基地感も相まって、心地よい暗さの、雰囲気のある空間です。

ミニキッチン周辺のアートは柵などもないので、覗き込んだり、座り込んで見上げてみたり、色々な楽しみ方ができると思います(触るのは禁止されています!!)
暗くてちょっと狭い、縮こまって、黙々と本を読んだりするのにぴったりの空間です(私的には)

倉庫のスペースは、説明書きなどもなく、アートがそこに佇んでいるのみ...もちろんみて感じとることも楽しみの一つではありますが、完成形ではない作品もあり、ただ見るよりも、アートの背景を知ることでより一層楽しみに深みが増してきます。この記事に簡単な解説とリンクを記載しておきます!✋👓

一階は、バーと飲食スペースと展示スペース、それとチェックインカウンターとグッズ売り場。ここにも作品が多くあります。↑は最初写真だと思ってた作品(絵画です)

朝ごはんは予約制ですが、ぜひ一度食べていただくことをお勧めします!野菜たっぷり・量もたっぷりで浅草観光前のヘルシーな腹ごしらえにぴったり☀️
朝ごはんのみドリンクお代わりできるそうです嬉しい

夜のバーでは、ほうじ茶や緑茶などのお茶や、それを使ったお酒を楽しむことができます。ライトの当たり方も心地よく、静かなお喋りが弾みます。

普通の美術館では、作品が痛まないよう、太陽光に当たらないようになっているものですが、1階の作品は太陽光を受けて、より輝いて見えます。特に今回は本堀雄二の「仏」をテーマとした作品が展示されており、より神々しく見えました。

各客室階から屋上の廊下スペースにもアート作品があり、1日の身近なところに常にアート作品が点在しています。

そしてどのスペースも、どのような展示物でも引き立つように、ミニマルに・シンプルに作られています。

お部屋の中にはアートこそないですが、その雰囲気を壊さない、統一感のある雰囲気で整っています。豪華すぎず、洗練されているお部屋でした。
今回はオープン記念で安かったこともあり、2人ではありましたが少し広めのお部屋を予約しました。ほぼ全室からスカイツリーが望める立地で夜景もなかなかです。

私が止まった部屋には、大きな鏡が設置されていて、とっても映えました・・・サイトに載っている写真ではわかりにくいですが、お部屋のライティングも間接照明など工夫されていて、とても雰囲気があります


アメニティ類についてのメモ

歯ブラシ・コーム・タオル類などはありますが、洗顔や化粧落としなどはないので持参を。冷蔵庫はありますが、水などは入ってないので近所の100ローとかで買っておくことをお勧めします。
連泊の場合、室内清掃を断ると、エコに貢献した!ということで、ミネラルウォーターをもらえます🥛

消臭スプレーがあるのはとても嬉しかったです!
また、KAIKAオリジナルの紅茶・緑茶セットがお部屋にあります。こちらも美味しかった!

日が暮れると周りがかなり暗くなり、コンビニも少し離れているので、1人のときは
☀️・午前中浅草周辺観光
🚶‍♂️・帰りがけにコンビニで食料・水などを仕入れて
🌆・午後はアート鑑賞
というスケジュールをお勧めします。

館内全域にwifiもあり、一階の飲食スペースも常にオープンな状態なので、作業する時間を作っても良いかもしれません!


館内に収蔵されているのアート作品・アートギャラリーについて(2020/08/07時点)

最後に現時点で公開されているアートに関するメモを残しておきます。
実物を楽しみにされている方もいると思うので、写真は貼りません><

館内で、説明書きと共に展示がされているアートたちは、こちらから詳細を見ることができ、購入可能なアートもわかります。

その他地下の収蔵庫を借りているアートギャラリーを紹介します。

STORAGE1,8 KOSAKU KANECHIKA
展示されている主な取り扱い作家は舘鼻則孝

現在一階で展示されている舘鼻則孝は、ガガの靴(ヒールレスシューズ)を生み出したファッションデザイナーです。ですが、ファッションの粋にとどまらず、ペインティングまで幅広く作品を生み出しています。

ヒールレスシューズは自分でガガ専属のスタイリストに売り込みをして専属シューメイカーになったのだとか。。。


わたし自身、形がかわいい、という小学生みたいな理由ですが、エントランスの作品とっても気に入りました。

地下倉庫にはポーラミュージアムで展示されていた作品も!


STORAGE5 NANZUKA
展示されている主な取り扱い作家は佃弘樹

199Xという個展で展示されていたインスタレーションがそのまま置いてあります。作者の描いた世界を読んでから行くと色々なものが頭に浮かぶかもしれません。(パッとみただけでは何なのか全然わからなかった(´;ω;`))


STORAGE6 Yoshimi  Arts
展示されている主な取り扱い作家は上出 惠悟

九谷焼の作品をメインとしながらも、その展示品の質感は、焼き物とは思えないほど...

館内の空調に揺らされてプラプラと揺れる作品を見ると、物体の形と色と質感と動き、、すべてが混乱してきます。



STORAGE3,9 Yumiko Chiba Associates

おそらく所蔵している何人かのアーティストの作品が展示されている・・・

植松琢麿の作品が印象的。でもこの作家さん露出が少なくてあまり情報がない・・・

倉庫の作品たちは、すべて調べきるのは難しく、かなりアート上級者向けでしたが、一旦情報を仕入れつつ、あとはみて自由に時間を楽しみましょう


8/22から一階のスペースの展示が変わるそうなので、またどこかのタイミングでお邪魔したいなと思っています。


初めての夏の過ごし方

普段であればホリデーは温泉行ったりなんだりするのですが、今回の夏の過ごし方は、いつもとは前提が少し違いました。

初めての都内ステイ、密を避けて平日に、夕飯は御飯時を避けて少し早めに、外にはあまり出ず、ホテル内でゆったりと、、、そんなゆるっとしたステイもとてもリラックスできるものです。

もちろん温泉や、人里離れた旅館に泊まりに行きもしたいけれど、それは次のお楽しみに。今年だからこそできる旅行計画を立ててみる!そんなお手伝いになれればいいなと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございましたmm

https://www.thesharehotels.com/kaika/

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