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ブルーベリー農家になる方法

そろそろ会社勤めを終えて農業をしてみたい
第2の人生を歩んでいきたい

理由は様々ですが、僕の元にも多くの人が農家になりたいと相談に来ます。

非農家→ブルーベリー農家へ。
現在はブルーベリー食べ比べ狩り観光農園(ブルーベリーラボ直方)を運営中。

今回の記事は非農家が農家になる方法をまとめてみました。


農家は誰でもなれます

農家になるのは簡単です、誰でもなれます。

というのも農家になるのに『資格はいらない』からです。

もし、あなたが今すぐにでも「農家です!」と名乗ったら農家になれます。

とはいえ、ただ名乗っただけでは本当の農家とは言えませんし、周りからも農家とは思ってもらえないでしょう。

本当の意味でも農家と名乗るには、農地を確保する必要があります。
さらに、育てた作物を販売までしているのが農家と僕は考えます。

農地を確保する方法

農地を確保する方法は2つあります。

  • 農地を借りる

  • 農地を買う

農地を借りたり、購入するためには『農業委員会』や『都道府県知事』の許可が必要です。(個人間で農地の借りるケースもありますが、後々のトラブルにつながりますのでオススメはしません。農地の売買は行政の許可が必要です)

許可をもらうためには、あなたがしっかり農業をしているか、農業をするかを行政が判断します。

【判断材料(例)】
・営農計画を持っているか
・年間150日(1200時間)以上の農作業ができるか
・50a(5000平米)以上の営農(買う場合)
・周辺の農地への配慮

※内容は変わることがありますので、詳しい内容は役場の『農業委員会』に相談することをすすめます。

そして、農業の知識を持っているかどうかも判断されます。

農業の知識を得る方法

農業の知識を得る方法は3つあります。

・農業大学校に通う
・農家で研修
・民間の農業スクールに通う

農業大学校に通う

農業大学校は各都道府県に1つはあります。
全日制の学校で、その土地の農作物や栽培方法を学ぶことができます。

1〜2年制の学校になり、卒業すると農業を学んだと認められます。

農家で研修

近くの農家さんにお願いをして研修をさせてもらいます。農家さんの研修といっても、見習いのようなものですので手取り足取り教えてもらうというよりは技を盗む、に近いです。

学びにいった農家さんの農業方針、経営方針しか学べないのはデメリットかもしれないです。

民間の農業スクールに通う

Googleで「農業スクール」と検索するといくつか出てきます。

農業大学校と違う点は、今している仕事を続けながらも農業を学ぶことができる可能性があります。週末だけの学校という場所もあります。

農業大学校に比べると、授業料などの学費は高くなる傾向にありますが、今の仕事をやめるリスクを減らしながら、農業の知識を学ぶことができます。

まとめ

行政も含め周囲から農家と認めてもらえるには、農地を確保して、農業の知識を得たり、実際に農業をしていく必要があります。

いきなり非農家が農地を買うことはできませんので、まずは地元の役場の農業関係の課や農業委員会に相談をして『農地を借りる』ことが第一歩です。

農地を買うには、行政に農家として認めてもらった後に農地を買うことが許されます。

なかなか非農家が農業委員会に相談をする機会は少ないと思うので
まずは地元の役場の農業関係の課に相談してみて下さいね。

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