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信念

Belief
核となる普遍的な価値感を持っている。

信念はそれほど強くないと思っている。しかし、普遍的な価値観は有していると考える。ただ、その普遍的な価値観が現代社会にマッチするかと云えば、そうではないと思うので、現代の普遍的価値観を持つ人と比較すると少し違うといえるだろう。
自分が大切にしているのは歴史的な普遍的価値観であるからだ。つまり、同時代的とは云えないのだ。しかし、だからこそ普遍的な価値としては、全時代を通じてのものとなるので、同時代的なものよりも強固であるといってよいのだろう。

この価値観をもたらしてくれたのは、20代の時に出会った執行草舟氏の存在が多分に大きい。一人の人の持つ強烈な信念は強力な感化力を持ち、人の心に訴える。
理屈や今まで築きあげた知識や経験など、木っ端微塵にされ、うなずく他なかった。
他人の信念に共鳴することは、その後、自分で考えることを放棄する危険性もあるが、同時に今までのちゃちな自分を放下する契機とも成り得る。
自分の信念など、どうでもよいが、偉大な先人たちの信念を次世代に伝えていければそれでよいと今はそう考えている。

語り継ぐ思ひは常に過去に在り 未来を照らす一灯なるべし

人の世に熱あれ、人間(じんかん)に光りあれ。