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人生邂逅 ・まなび編  ◆体験談から ー13ー1)

2001年4月 東海営業所から首都圏営業所へ異動。 カルチャーショック!!

3年ぶりの首都圏。本社勤務は5年半ぶりでした。

単身赴任からの解放もあり、通勤ラッシュの大変さはあったもののやはり  自宅からの勤務は新鮮でした。

まだ、何とか自分の居場所は確保できましたので、これも一安心!
子どもたちも、高校生と大学生ですから、もうほとんど手がかかるようなことはなく、娘の大学進学だけが一大イベントだったように思います。

仕事の方は、首都圏の特約店さんを担当する営業所で、大手特約店さんのご本社をはじめ中小規模の特約店さんを多数抱えており、結構神経を遣うことが求められました。

そういう意味では、使う頭の筋肉が違う。ということですが、
名古屋を経験したことで、そのハードさ加減はまったく別次元のようにさえ感じられました。

名古屋の三叩き文化。商売が絡むとヒトが変わる。理不尽極まりない。など

この経験は、知らないうちにわたしの耐性を強化してくれていたようです。

もちろん、首都圏でもトラブルはしょっちゅうあります。
お客様に呼び出しを受けることもしばしば。

しかし、その際の収まり方がまったく違いました。とにかく、あっけないほどすんなりと片付きました。

出向いて、頭を下げお詫びをし、事情をきちんと説明する。       ここで、ほとんどが解決しました。

何度も呼び出しを食ったり、監禁状態にされたり、「誠意を見せろ!」と 凄まれたりすることもありません。

何とすんなり引き下がってもらえるのか。
正直、拍子抜け(?)といった感じさえしました。

でも、こうしたことが数回続くうちに、これは商文化。地域性の違い。なのだと思うようになりました。
それだけ市場規模が大きく、競争にも余裕があることにも起因しているのかもしれません。


もう2度と経験はしたくない東海営業所勤務ですが、ココを経験したことの意義は思ってもみないほど大きかったように思います。


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