学校の先生もびっくり!学童支援員100人に聞いた”仕事で困っていること子どもたちが毎日楽しく過ごしている学童を運営している私から、「心が軽くなるヒント」No. 6

その日やその時の気分で、子どもへの対応が異なり、怒鳴ったり、叱ったり、優しくしたりする同僚の対応に困る.

これは大変困りますね。子どもたちへも良い影響はなさそうです。
では、どうしていくのが良いのでしょうか。
 
もし、あなたが管理職ならば、改めて子どもたちの「健全育成」に必要な資質や態度をその方にお伝えされることをお勧めします。
 
ご参考までに、私たちが考えている健全育成とはどのようなことなのかをお伝えしておきます。
 
1.体、心、精神、頭脳がバランスよく発育できるお手伝いをする。

2.体は、軸を基準に左右のバランスよく。消化器官や目、耳、脳の発達は、小学生では未発達である。そのため、座り方、たち方、走り方などがきれいになるように、木登り、ジャンプ、片足立ち、マットなどの運動も普段の活動の中で取り入れる。

3.心は、三方よし(相手よし、自分よし、みんなもよし)を心がけるように繰り返し伝えていく。あいさつや感謝の気持ちは、心を込めて口に出して相手に伝える。

4.どんな時でも、与えられるだけでなく、自分にもできることがあったら積極的に行っていく。親や兄弟を助ける。

5.知ることから全てが始まる。だからこそ、学ぶことの楽しさを伝えていく。次に、やってみることを推奨する。机上の空論よりも経験者の言うことが重みも説得力もある。できることを増やしていくことで好奇心も増していき、主体性も育まれていく。

いかがでしたでしょうか。
このほかにも、いろいろとあると思います。
 
このように健全育成のために、私たちは、子どもたちにどのような環境を作り、提供していけるかを話し合うチャンスなのかもしれません。
 
その上で、その方だけでなく、ご自分の現状を振り返っていただくことが良いと思います。
隣の芝生は青いですが、私たちができることは自分の芝生の手入れです。
 
周囲の雰囲気を崩してしまうような振る舞いが、果たして良いか、考えていくことも必要ですが、それ以上に大切なことは、その方も含めて、全員が、よりより振る舞いができるような職場環境を作るのも管理者としての責務の一つだと思います。
 
例えば、罰を与えることよりは、人の良いところを褒め称えるような制度を作り導入することも一つの方法です。
それだけで、ずいぶんと雰囲気も変わっていきます。
 
時には、トップダウンで決めることも良いですし、いろんな人からアイディアをもらいながらボトムアップで、子どもから大人まで一緒に考えながら、取り組んでいくことも楽しいと思います。
 
まだまだ、できることはたくさんありそうですね。
ぜひ、昨日とは異なったことにチャレンジしてみてください。
 
問題があることに気づいたあなたならば、必ず解決策も見出していくことができると思います。応援をしています。


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