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二回目のハッカソン参加で得た事、振り返り

 こんにちは、出窓菜園ティストのまえぷーです。今回は人生2回目のハッカソンについて振り返りを書いていきます。ハッカソンは山あり谷ありあって面白いですよね!まずは同じチームになっていただいた方、サポーターの方にお礼申し上げます。

今回のハッカソン

 テーマは「ソーシャルディスタンスを楽しもう!」とうことで、ソーシャルディスタンスはもちろんの事、非接触や非同期といったことも要素のようです。

事前準備

前回のハッカソンの振り返り記事を見返しました。

前回のハッカソンで学んだこと、感じたことは次のとおり。

・困ったら周りの方の様子を伺ったりするのは大切。
・ツールに縛られず、フレキシブルな考えでいよう。
・スケジューリングと細かな進捗報告が大切。
・目標の認識合わせは重要事項。
・メンバーのスキルだけでなく思いを把握することも円滑な開発につながる。
・部品とか機材を整理整頓していつでも使えるようにしておこう。
・スライド作りながらブレストすると、後でまとめるときに楽。
・雰囲気作りが結果の良しあしに影響する。

使えそうなガジェットなどを漁ってみた。

・超音波距離センサ
・obniz
・Node-RED
・サーボモータ

超音波距離センサはド定番すぎかもと思い、「ガジェットに縛られすぎない」ようにしようと思いました。

今回の個人的な目標

目標

・プロダクトのコアとなる思いや発想をブレさせないで作りきる
・プレゼンを見ていただいている方に、「面白い」と共感を得る
・新規の人との出会いと繋がりを持つ

 さらに、今回のハッカソンではは3つの技術のうち、どれか1つをプロトタイプに盛り込むということです。

・IBM Cloud / Watson API(クラウド)
・twilio(電話番号を利用したサービス)
・obniz(IoTデバイス)

 twilioは事前準備が必要で、触ったこともないので、パスしようかなと最初から決めてました。ということで、あまり知識のなかったIBM Cloud / Watson API(クラウド)で利用できそうなサービスを眺めておきました。

当日

 前日、仕事の都合で買えるのが遅くなり、朝7時に起きようとしていたのが9時に起きてしまいました。寝すぎた!まずい!!!!頭が冴えない状態で始まってしまった。

 それでも、紙とペンをしっかり用意していたのはよかった。後のつらい状況を緩和してくれた。

アイスブレイク!(自己紹介)

 開始後、うまく話ができず、別テーブルに移動。身内(ProtoOut生)とかぶることも...。あまり新規に出会う方の話が聞けずという状況でした。残念。

 それでも、キャプテンさんというキャプテンアメリカのマスクをかぶった方は話しやすく、緊張を和らげることができました。このようなマスコット的人は大切だなと学びました。

技術インプット

 Twilio賞は魅力的だった!このハッカソンで作ったものをTwilioののイベントに出すとお得だったな。

アイデア発散

 前回と異なる手法。同心円状に、要素の段階からアイデアの形になるようステージ分けされた図を用いました。

 この方式は他の人のあいであと直感的につなげやすいなと思いました。

 私のアイデアは、

「奴におわれている」。ビデオチャットしているときににハチミツ好きの黄色いクマが現れ、他の人と目線の位置が近くなると追われます。捕まると強制的にカメラoffされ、プレイヤーは制限時間内逃げきれば勝ち。

というのを考えました。

チームビルディング

 前回は引っ張りすぎだったので、今回はメンバーのアイデアや意見、共感を大切にすることを意識しました。

 他の人のアイデアを見ていたら、「ソーシャルディスタンスのために頭から水を撒く」という方がいて、コメントしたら話かけていただきました!(嬉しい)

 自分に似通ったアイデアを持つ方を探していたら、たまたまProtooutの同期(A氏)と重なり、話すことにしました。

 そこへ、obnizに興味がありA-Frame使ったことあるという方(B氏)がいらっしゃり、私を含めてA氏とB氏の三人でチームを作る事としました。

 ビルディング後のアイデア出しでは、こうしたいという思いを各々話す形をとり、楽しいを共感できるアイデアがでてきました!

 このときから、熱意のありそうなB氏をたてるようにしていこうと、自分の中で方針づけていました。 

実装!

 実装時間となり、プロトタイプが決まっていない私たちはまずはお互いの情報共有から始めました。ましたが、アイデアがまとまらずという状況が長続きし、2時間くらいは消費しました。

 サポーターの方に助けられつつ、アイデアを収束させていきましたが、着地点は見えずということで、まずは30分作ってみようとなりました。

 作った結果、「このプロトタイプってなんか弱いし、ずれているような」と感じました。もう1度合意形成を試み、サポーターの方も含めて着地点を改めて見出しました。この合意形成ではふわっとしたアイデアしか出なく、ハッカソン時間内にデモを作れないと感じてアイデアを無理やりにでも絞り出しました。

 ここからが最も辛い時間が続きました。アイデアがふわっとしており、合意形成が上手くできていない状態で進めるので、メンバーの事も考えつつ落としどころを見つけるのが非常に苦しかったです。

 この時、思考がオーバーヒートしており、脳が焼き切れる感覚とはこれの事かと実感しました。(これもよい経験)

 バグった脳みそでは論理的な思考が求められる実装なんてできないので、サポータの方に難しい部分をお願いすることにしました。でも、このおかげで少しは頭を冷やすことができ、その後は独走する形でデモを作りました。

発表タイム

 何とかデモを作り上げ、動く動画を作成するに至りました。

実際に作ったものは、仮想空間上を移動して現実世界にインタラクションする位置ゲームです。イメージは次のような感じです。

実際の成果物はこちら!箱が遠隔制御で開閉するデモです。

他の発表を聞いていてよかったと思ったのが、

・「じゃんけん武術会」
  → 発想が新しく、だれでも参加可能かつすぐに試せるので興味を引いた。
・「話が滑っていることを知らせてくれる」
  → 演出が抜群に良かった。
・「足でマウス操作」
  → やりたいと思った。

狙いと目標に対する評価は...。

・プロダクトのコアとなる思いや発想をブレさせないで作りきる。
  → コアが明確にできなかった。しようとしたが、うまく話の流れをもっていかなかった。「そろそろアイデアを収束させていきましょうか」とくぎりをつければよかったと思います。

・プレゼンを見ていただいている方に、「面白い」と共感を得る。
  → イマイチな反応。面白くなかったようです。箱が遠隔で開閉するだけなので。これはそもそもアイデアが収束していないがゆえの結果なのでどうしようもない。


・新規の人との出会いと繋がりを持つ。
  → 出会いはありましたが、今後のためとなるようなつながりはない。

感想

前回の反省点からすると、

・雰囲気よく
・ツールに縛られすぎない

は改善できました!

逆に駄目だなと思ったのは次の2点。

・目標の認識合わせは重要事項。
・メンバーのスキルだけでなく思いを把握することも円滑な開発につながる。

 「目標の認識合わせ」を試みるも、チームの府に気を悪くしたくないと考えてうまく話ができずにいました。それがそのままの状態で発表まで続いてしまいました。

 「メンバーの思いを大切に(尊重)する」は、尊重するよう努めましたが、そもそもハッカソンに参加するスタンスが異なっていたようで、馬が合いませんでした。

 他には、自分を責める様でもありますが、次の「3ない」を感じました。

 画面が足りない! 
   → 作業用タブが多くて画面が欲しくなる
 発想力が足りない!
   → いいアイデアを思いつかなかった、普段から鍛えねば。
 論理的思考力が足りない! 
   → これも発想力と同じ。

 今回の悪かった点は、本質を明快にしようとして焦りを感じ、メンバー間の心の断層ができてしまったこと。限られた時間内でのチームビルディングから合意形成は、感情を読み取る能力と発信力が非常に重要であると実感しました。

 そこから分析するに、どんなスタンスでハッカソンに臨んでいるかが、チームビルディングの時に話す事で聞くことなのではないかと結論付けました。

 参加スタンスを分析してみると次のように分類できるのではないかと思います。自分は自分のポートフォリオに残したいくらいの熱意でした。あとから考えてい見ると、中途半端な重いかなと感じます。

ここまでマイナスな事ばかり書いてきましたが、プラスな事としては、「自分も楽しいけど、ユーザーに楽しんでもらいたい!」という思いが、ハッカソンでの取り組みとクラウドファンディングでの思いに共通点があることを実感しました。じゃんけんのネタとかそうですね。

 「自分はどうしたら楽しい」という思いに+αして、「どうしたら楽しんでもらえるだろう」を考える事、これが熱量のある思いの先にある状態なのでしょうか。

次回のハッカソンでは...。

 ・賞を取りに行く!
 ・事前にチームビルディングしておく or ボッチソンで行く

何としても爪痕を残して、ポジティブな気分で終えたいです。

余談

世の中の変化に興味のある方は、目新しいものを欲している。それが今後の人生に役立とうがそうでないかにかかわらず。持っていることが人に自慢できたり、話のタネになれさえすればよいのでは?と思いました。今後のクラウドファンディングにつなげていく思想になりそうです。

 他にアウトカムとしては、意識していませんでしたが同じチームになった方にobnizを宣伝して、今回救ったものが立った数従業で動くことを布教しておきました。obnizを使っていればまたどこかで会えるのではないかと思います。

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