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オフ・ブロードウェイミュージカル『Forever Plaid 2022』(5/19ソワレ)@よみうり大手町ホール 観劇ログ(という名のぶっ壊れ感想)

5月19日、よみうり大手町ホールにて
『フォーエヴァープラッド2022』
再再演にして、ファイナルとなる公演を観劇して参りました!

最近めっきりnoteを放置しておりましたが…ちょっとあまりにもたぎってしまったので感想文を書こうかなと…!
化粧品検定(5月22日)を受けていたこともあり、直前の勉強のせいで感想をアウトプットするまでに時間がかかりました…。
つきましてはちょっと胸の内で煮詰まった感想と考察となりますので、記憶補正がかかっている可能性が大ですがご容赦くださいまし。

あと物語のみならず演出上のネタバレに関して一切の配慮をしておりません!!!!(大事なところ)
ご了承いただける方のみどうぞ〜〜〜


ちなみに今回は千秋楽含めてあと2回観劇予定でございます…なるべくフレッシュな感想をアウトプットしたくて慌てて書いております←


さて。
フォエプラは2016年の公演時に初めて観劇しておりまして。
その頃私はV6ファンなりたてでした。
で、特に誰が好きとかはなく…まあ強いて言えばトニセンが好きかな〜くらいの緩い感じでした。
それが長野さんのファンにドボンしたきっかけがフォエプラでして。
個人的にはちゃめちゃに思い入れがあるんですよね…。


そんな思い入れのある舞台。
届いたチケットがチケットがやばくって。
2列。

・・・2列?????

いやでも前に1列あるんだもんね、よし。
そのくらいの気持ちだったんですよ。

・・・感染症対策で1列目つぶれてるーーーーーー!!!!

実質っていうか最前列になってしまって始まる前から死にそうでした。。
行ったのはソワレだったんですけど、下手の私の席…同ブロックの同列に私しかいなくてですね…
余計に心臓がやばかった(白目)

とりあえず、可能な限り時系列に感想を吐き出したいものの。
まずはちょっと今回2回目観て、思ったことをば。
感想書き始めたらぶっ壊れるの確定なので…。



フォエプラ、主人公…は特に明言されていないものの、フランシスだと思うわけですよ。
勿論4人が主役である舞台に違いはない。
けれども、フランシスは4人のリーダー的存在であり、物語そのものを引っ張っていく役割を担っている。
それから、最後の曲の前の感情の発露。
あの見せ場、あの感情の爆発のさせ方、それによって観客は勿論ステージ上の感情を引っ張っていくのは、役割として主人公でないとなり得ないなと。
もしくは狂言回し?

それと対比、というか、影の主役…精神的支柱とでもいいのか。
は、スパーキーだと思ったんです。

スパーキーって、最初から最後まで一貫としてスパーキーなんですよね。
何も変わらない。
見せ場は勿論ある、華やかな役だし。
けれど、他の3人と決定的に違うのが、スパーキーだけ分かりやすい感情の揺れ動きみたいなものが描かれてないんですよ(終盤のスマッジとの言い合いはあれど、あれはスパーキーが4人の中で1番『死んだこと』への諦観があったからこそかなと思うと、揺れ動きとはまた別のベクトルの発露かなと)

スマッジは序盤は、帰りたい!といい、最後には帰りたくない!となる。
その感情の大きな起点となるのは、スマッジのトランクの中身の話をしてからだと思うんですよね。
どれだけ音楽が好きな少年だったか。
どれだけ夢にかけていたのか。
ステージが楽しくてたまらない、不安感を捨て去ってただただステージを楽しむ方へ気持ちをシフトさせていく瞬間があった。

ジンクスはいわずもがな、Cry。
ちなみに私は2016年公演のCryの歌声で涙腺崩壊してそこから亡霊のように、音源化を祈り続けている民です。脱線した。
それまで内弁慶末っ子感満載で、ちょっと感情が昂ったりするだけでも鼻血が止まらなくなっていたジンクスが、リード曲を訥々と歌いあげながら…それまでを振り切るように、開花する。
…ちょっとここはいっぱい語りたいことがあるんで後で書きますね、とりあえずスパーキーについて語りたいんだ…。


で、ですよ。
一方のスパーキーは、他の3人ほどわかりやすい感情の発露があったか。
なくないです?
ジンクスとの家庭環境について語るシーンはある。
過去について語るシーンもある。
見せ場はあるんです。
でも、感情の大きな揺れ動きが描かれたかというとそうではない。
それは一貫して、スパーキーは変わらなかったからじゃないかと思うんですよね。

変わらなかったというと語弊があるのか。
他のスマッジとジンクスは破るべき殻があった。
フランシスも、一人みんなを引っ張っていくぞ!っていう気合いで弱音を吐けなかったのが、最後に吐露する。
スパーキーは最初から一人シニカルに現状を受け止めていたり(死んでるし、というのを誰よりサラッと言う)とか、明らかに3人と感情の置き所が違う気がして。
それはスパーキーの出自によるものかもしれないし、でもそのスパーキーの一貫しているところが、4人の軸にもなり得るんじゃないのかなと。

…そんなことをふと思ったらなんかもう思考が止まらなくてですね…。

まじでキャスティングが神では?????
(ここからはぶっ壊れた感想メインになります)

まず4人がハマり役ってところは勿論なんですが、コーラスグループとしての声のバランスが良い!!!!!!

伸びやかで映える川平慈英さんのお声。
甘やかで特徴のある松岡充さんのお声。
癖のない透明感のある長野さんのお声。
安定感のある低音でコーラスの厚みを作り出す鈴木壮麻さんのお声。

バランス取れすぎでは????????
キャスティングした方天才すぎる…ありがとう…
そしてこのカンパニーで誰一人変わることなく9年間来てくれて本当にありがとう…

全員のファンになるの待ったなしすぎる舞台なんですよ…
財力に限りがないのなら全通したいくらいだった…
私のモットーは破産せずに息の長いファンでいることなので悲しいことに財源に限りはあるのですが…


ちなみに中止になった年もチケットは取ってました。
3公演(今回も同じにしました)。
その時も確か4列目とかが来てたんですよねチケット…。
払い戻しは悪夢でした…。

でもまさかそれが最前列に化けるとは誰も思ってないんですよ!!!!!!!


オープニング、蝋燭を持って登場する4人。
コロナ禍なので、客席練り歩きではなくステージ上を4角く回る感じ。
隅で歩幅を合わせるところにめちゃくちゃ個性があってそこガン見してしまいましたね…(妙なところを見ている自覚はある)
フランシス、ジンクスは比較的流す感じで歩幅合している。
スパーキーはちょっと大袈裟なまでに。
スマッジは歩幅を半歩単位で揃えてくる。
ここにもキャラごとの性格が出るようでニマニマしてしまいますね…!

…って余裕があったのはここまでだった。

客席をキョロキョロするスパーキー。
お目目きゅるきゅるだな〜あざとかわいい感じだな〜とニコニコ見ていた、ら。

『見えてる?見えてる!!』

お手振りーーーー!!ぎゃーーーーーー(オタクが焼け落ちる音)
いや知ってた、客席に今が西暦何年か聞きに来るのは知ってた。でもまさか自分に来るとは思わないんですよ。

チャシャ猫みたいなニマニマを隠すもにょもにょした感じの笑みのスパーキー、後ろでニコニコしてるジンクス…までで私の記憶は途絶えております…スパーキーかわいい…!ずるい…!!

ここからは記憶のある限り(あとは2文以上の感想があるところだけ書きます)


♪Three Coins In The Fountain
フランシスが慈英さんでほんとうによかった…!!(号泣)
伸びやかに歌い上げるフランシスに惚れない人います????
はちゃめちゃに映えるお声。かっこいい。

曲終わりにMCなしで次の曲へ〜って話をするんだけども長くなるフランシス。
……かっこいいの後にかわいいをぶっ込まんでいただきたい…!!

♪ Moments To Remember
ほっぺたツンツンし合う異母兄弟。
異母兄弟ーーーー!!!
情緒は死んだ。
すんごいニコニコなる。

♪Crazy 'Bout Ya Baby
スッポンで遊ぶ異母兄弟。
……遊ぶ異母兄弟。
かわいいーーーー!!って脳死状態でニマニマしていたら。
フランシスのおしりにスッポンを当てるスパーキー→中身をジンクスのスッポンの中へ→ニヤニヤしながら客席を指さすスパーキー

私のいるブロックへ中身(概念)を投げ込むジンクス。

……ニマニマしてる異母兄弟かわいいな?!いたずらっ子かわいい!!っていう気持ちと、とりあえず避ける素振りだけはしてみたけど、これで求められてるリアクション合ってます?!って言う気持ちと、まだ絡んでいただけるので?!!!!っていう気持ち←
つまり情緒は死んだ(2回目)


♪ジューサーミキサー音楽学校校歌
下手ゆえに唯一お顔が見れなかった曲。
こんなに楽しい校歌なら学生時代笑いながら歌っただろうに…なんて思いつつ、いちいちコーラスのクオリティが高い!笑
ここの3人のお顔見たかったな〜絶対楽しかったと思う!!

♪ No,Not Much
ジンクスの歌声が澄んでて…心が洗われる…。
2016年版はこの曲もっと抑えめに歌ってた印象。
役的にはもっと抑えて歌っていても合うんだろうけども、ジンクスの歌声がキラキラで綺麗で…はわわ…ってなりますね…。

終わってから鼻血が止まらないジンクスかわいい。
みんなに抱えられて椅子にちょこんと座るのもかわいい(語彙力は死んだ)

確かここのMC(パーフィディア前だったと記憶している、スパーキーが歌詞を腕に書いてたから)、スマッジにMC1人でよろしく!と無茶ぶりするフランシス。
むすくれるスマッジ。

むすくれるスマッジーーーー!!!!(五体投地)

抱き抱えたトランクに顎を乗せてほっぺた膨らますスマッジが可愛すぎて拝みたい心持ち。
からの!!スマッジのトランクの秘密。

僕はこれを入れました!って見せてくれるレコードたち。
トランクについて説明する間はたどたどしい感じなのが、レコードを手にしてからはどんどんキラキラとした、生き生きとした『音楽少年』なんて表現がピッタリなんじゃないかってくらい揚々と語るスマッジ。
ここからスマッジがステージを心の底から楽しんでる感が出て、このシーンはうるうるしてしまう…。
このシーンの前までは結構手元のメモを見たり、落ち着かない素振りが多いのが、このシーン以降なくなるのが…!

♪Perfidia
学校の先生の名前を知らないからパフィディアと読んでいたエピソードからの歌い出し!
この曲は足先でリズム取りたくなる!

曲間で客席で遊ぶスパーキー。
はちゃめちゃに楽しそうでこっちまで自然に笑顔になる感じ。

客席でスパーキーが遊んでいる間、膝でリズム取り続けてる3人。
あまりにも客席でスパーキーが遊ぶからフランシス「僕たちのひざ軟骨が擦り切れてしまう!」笑
この時の必死な言い方とちょっと楽しそうな表情がかわいい…!

曲終わり、スマッジ「パフィディアの意味知ってる?調べたんだ。───裏切り」
この瞬間の3人の『なんでそんな事言うの?!』って言わんばかりの表情が好きです←
スパーキー「調べたって何で調べたの?」
スマッジ「……スルー!」
メタい発言しかけたんですね…笑


で、ですよ。
♪Cry

誤解を恐れず言うのなら、この曲のためにチケット取ったと言っても過言ではない。
そのくらい聴きたかった曲。

訥々と歌い出すジンクスに、もう出だしから半泣きですよ。
こりゃあもう中盤以降はボロボロ泣くだろうなってところまで感極まってた。ら。

それまでやや上手寄りに立っていたジンクスが、何かを振り切るように、まさに開花する瞬間。
下手を向き。

膝をついて滑り込むジンクス。
滑り込みながら投げキスをするジンクス。

投げキスをするジンクス!!!!?
(投げキスに関しては記憶が曖昧、すって伸ばされた指先と目力でパーーーーーンなってて、色んな方の感想見てて、あ、投げキスなんてそんな現実じゃないよね?!みたいな気持ちになってたから忘れてたかもしれない的な…とりあえず衝撃がデカすぎてですね……)

爆散しました。
息が止まるどころかまじで一瞬心臓止まった。

澄み切った高音域から雄々しいまでに力強く歌い上げるジンクスの歌声に心臓鷲掴みされたのは勿論なんですが、気の所為でいい、気の所為でいいんだけど滑り込んでくる時に目が合っ…合っ……!!
その後のひらっと指先だけでのお手振りにリアクション返せなかったことだけは多分未来永劫後悔する…でも魂持ってかれてしまったんだもの…。

最前列、おそろしや。
まさか大好きになった曲でこんな特大のファンサービスを至近距離で浴びるなんて誰も思ってないんですよ…。
こんなに報われることあります…??

しばらく胸を押えてフリーズしてました。
目は頑張って彼らを追ってたし耳もちゃんと稼働してたけど動けなかった。そのくらいの衝撃。

……ジンクスは対人宝具かなにかです??爆散したが?????←


♪16トン〜チェーン・ギャング〜16トン
スマッジがええ声すぎる(白目)
下手寄りで歌ってらっしゃったのでガン見してしまったのですが…スマッジのあの深みのある低音域は、喉をめちゃくちゃ広げてるからこそ出るんだな…って喉元をまじまじと見てしまいました…かっけえ……。
ええ声でCryの爆散から帰ってこられました←

それから外せない!フランシスとジンクスのダンス!!
ジンクスのターンが全力で『アイドル』って感じのキラキラエフェクト出てるんでは?ってターンで惚れ惚れしましたね…
この曲のこのターンはCryの後だからこそ映える…開花したジンクスだからこそのターン…って謎に感慨深い気持ちに←


名刺?があるんだよ〜!のコーナー。
フランシス「カードマン!!」
崩れ落ちる客席www

この辺、めちゃくちゃ4人が役からご本人を行き来してて可愛くてですね…。
わちゃわちゃしてるのがなんかもう愛おしくて…こういうわちゃわちゃを特番かなんかで見せてくれ…←


で、ペリー・コモのコーナー(コーナー?)
スパーキーがひたすらかわいい。
ペリー・コモとお付?に扮するジンクスとスマッジが個人的にツボです。特にスマッジ←

ペリー・コモのくだりでいっちゃん好きなのはこちら!!

♪ Catch A Falling Star
多分私はフランシスの伸びやかな歌声に弱いんだな←
ビブラートのかけ方が好き…分かる方は同士です握手しましょう…。


とんがり帽のコーナー!
この辺のわちゃわちゃメドレー感楽しくて好きです。
思わず足でリズムとっちゃう。

吹き矢でステージを眠らせるフランシス。
「good night〜」って片手を振りながら眠らせる言い方がかっけえなあ、って口ポカンでした←
吹き矢の音うますぎません?!
客電pleaseってナチュラルに観客をとことん眠らせにかかるフランシス。
なかなか眠らない観客には何度か吹き矢を打つフランシス…!

最後に吸っちゃって眠るオチが最高に好き(語彙力はない)

♪マチルダ
言わずもがな手振りで客席も踊るヤツ〜!
これは本当に頭から離れない笑
楽しい!!!

木琴やるジンクスとそれを見守るみんなの絵面が尊すぎてですね…。
下手寄りで木琴だったので思わず私も祈る感じで見てしまいましたよね…てぇてえ…。


バックバンドが休憩へ。
フランシス「ミュージシャン労働基準法により、このくらいの演奏をすると彼らは10分間(?)のタバコ休憩が必要なのです」
バックバンドの御三方がすごいガラ悪い感じでハケていくのが地味にツボでした←

スマッジを捕獲させるフランシス、捕獲するジンクスとスパーキー、捕獲されるスマッジ。
捕獲されるスマッジの体幹がやべえなってなりました。めちゃくちゃピン!としてるの、体が。
あれは捕獲されるプロですね(プロとは)

スマッジの演奏〜からの!
スタッフさんをスパーキーが捕獲してジンクスがお手本見せて〜(これ確か2016年版は客席から拾ってましたっけね?)
ピアノ経験者のスタッフさんが来たがためにお手本をやりたがらない駄々っ子ジンクス笑

お手本一回見せ〜の、指1本でやってたのを頑張って4本でやったらちょっとリズムが崩れるジンクス→1発で綺麗に弾いちゃうスタッフさん→「だからヤダって!!」駄々っ子ジンクスを抱きしめに行くスパーキー

異母兄弟ーーーーーー!!!!(五体投地)

かわいいの大渋滞。
萌という概念がここにある(真顔)

名誉プラッズのくじ引き?の前後でフランシス……
「今ならなんと8000ポイントもついてくる!!!」
腹筋が死ぬwww


バックバンドが帰ってきてのエド・サリヴァン・ショー。
エド・サリヴァン・ショーのメドレーに入る前の異母兄弟の家の思い出についてのシーンが切ないんですよね…。
ジンクスとスパーキーのやるせない感じ。
親の顔色を伺って暮らす息苦しさ。
そういうのがあの一種にぎゅっと詰まってて…。

からのエド・サリヴァン・ショーは楽差が激しいんだ(お目目ぐるぐる)
個人的にロングヘアのウィッグを被ったスマッジに注目←
腰の動きが女性的で色っぽいんだもの!!!笑っちゃうのに!色っぽいって何!!!

スフィンクスに全部もっていかれる(主に腹筋)
おかわりはあかん…!笑

ジンクスの帽子のぴーひょろろやるためにスパーキーとスマッジの腿に乗るフランシス。
高さを合わせるためにがに股がすんごいスパーキーの体幹と、斜めの状態でしっかり背筋を伸ばしてぴーひょろろしてるフランシスの体幹ですよ←


♪ Scotland The Brave
チェック柄の布を肩からかけての一曲。
歌い出し前に「伝統的なこの布を左肩にかけて…」ってフランシスの説明にぎょっとした顔で右肩にかかった布を見るスマッジ…!何食わぬ顔で左肩に掛け替えるのがめちゃくちゃ楽しいです←

この曲というかこのシーンが好きすぎて…!


そして天から降りてくる、彼らの、彼らのためだけのプラッドタキシード。
もうこの辺から泣き笑いなんですよ…。
エンディングの足音が聞こえる…喜んでプラッドタキシードを羽織る彼らになんかもう泣けてくる…。
歌いながらメガネを投げ捨てるスマッジには、ヒューヒュー!ってやりたくなるくらいなんですけど←


フィナーレ直前。
まだ帰りたくない。ステージを終わらせなければいい!そんなスマッジの発言に泣く。
だってスマッジは最初誰よりもステージを怖がって、僕は帰る!!なんて言っていたのに。
終わらせなければいいなんて、そこまで言うほど…って泣いてしまう…。

でも何より泣くのはその後のフランシスの長ゼリフなんですよね…。
泣かずにはいられない。
昂って涙を浮かべながら3人に、自分たちの最期のステージに最高のフィナーレを!って語りかけるフランシス。
僕たちは歌いきったじゃないか!って理想的なリーダーとしての言葉の後に、「ちくしょう!」ってようやく自分の本心、死んでしまった事への悔しさを吐き出すフランシスが痛々しくて…。
きっと1番死んだことへの未練が強いのはフランシスなんだろうな、だからこそフィナーレに皆を導こうとするんだろうな…ってボタボタ泣きました…。

ちくしょう!って吐き出した後に、ハッとしてみんなから、あ!!ってリアクションされてるとこがちょっとコミカルで悲しさを半減してくれる気がします。
実際は、ステージに立つことを夢見ていたからこそ、ステージで、観客の前でそんな態度はいけない、ってだけなんだろうけども。


♪愛こそすべて
泣かずにはいられない…
この曲、泣きすぎてライトが乱反射してステージが白んで見えてました……泣きすぎ……
終わらないで!っていう思いと、フランシスの語ったフィナーレを待ち望む気持ちとで揺れる感覚。

……で、終わるわけですが。
涙でボロボロですよ。
終わってから2回も出てきてくれた4人に拍手。
ラストはスタンディングオベーション。

フリートークでは「今日の客席すごいね!」と言われ、あ〜ステージ上も楽しんでくれてたんだな〜〜〜と観客冥利につき…。

おまけがあったのですが、それについてはまだ語らず。
千秋楽後に情緒が生きてたら書きます←
とりあえずおまけでもボロボロ泣かされる。


ファイナル公演かあ、と思うと切ない気持ちです。
もっとやって欲しい!って気持ちと、また次があったとしても、これから先も同じカンパニーでやり続ける確証はないわけで。
このカンパニーで大千秋楽まで走りきってくれるならそれが全てだという気持ち。


あっちへ行きこっちへ行きな感想でございました。
レポじゃないですね、感想。というか発狂。
でもちょっと情緒が死んだのを吐き出せて満足しております。


フォーエヴァープラッドのタイトル通り。
彼らの歌声が永遠のものでありますように。

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