いきなり我が子が障害児。
やっほ〜!
前回のお話で書いた通り、我が家の長女はずっと普通の子として7年ちょっと生きてきた。
でも小学校へ入り、学校の健康診断で聴力検査測定不能と言われこの子は耳が聞こえない子だったんだ…そう思ったらまさかの
聞こえでは無く理解に問題がある
そう言われ、発達検査を受けたら広汎性発達障害だと診断された。
今でも言う自閉症スペクトラム当時はいろんな診断があり、長女は広汎性発達障害だと言われた
初めて聞く名前だった。そして私はただ長女が怠けていると思っていた事が実は発達障害だからこそ困っていた事だと初めて知った。
1年生になったばかりで簡単な物ばかりなのに、毎日宿題に2〜4時間もかかる事
とにかく読み書きぎ苦手で漢字ドリルは1ページ書くのに約2時間…枠内に綺麗に書けなかったり逆さ文字だったり…線の書き忘れがあったり…
そして毎日絶対ある音読の宿題…
1ページ読むのに何十分もかかる…同じところを何度も読んだり、どんな話しだった?と聞けば答えられなかったり…
とにかく宿題がしんどい。親子共に毎日苦痛な時間だった
先生の指示が理解できない事があること
まさに聴力検査が取れなかったのもこれだし、次の時間は〇〇室に移動ですよと言われても、いざその時になるとどうするか分からず教室にぽつんとか…
普通分かるはずの事が分からない時がある事
雨が降ったら体育は体育館!これって1年生でも何回か体験してたら分かる事。でも長女は雨でも1人運動場にいってしまったり…
お風呂を溜めている時、お湯見てきてー頼んだら見てきたよーと言われ何も気にせず家事してたら脱衣所浸水!
お湯を見てくる=多ければ止める
ここまで言わなくても分かると思ったのに、本当にお湯だけを見てきた…
この辺は確かに私も気になっていた。
これらの問題は発達障害があるからだと言われ、今まで私は長女が怠けているとかやる気がないんだとかふざけてる!!そんな風に怒ってしまっていた事を猛烈に反省した…
知らなかったなんて言い訳でしかないけど、本当に知らなかったから…
時間をかけたらなんとか出来ていると思っていたけど、よくよく考えたら20文字程度書くのに2時間…泣きながらやるなんて子どもも親も苦痛でしかないし普通ではない
でも日々必死で…ちゃんとついて教えたらいつか出来る!
今日こんなに時間がかかるのは怠けてるせいだ!!
そんな風に思っていた…
でも本人はずっと頑張ってたんだよね
それから長女は視知覚機能検査など色んな検査も受け
広汎性発達障害とLD(学習障害)だと分かった
怠けているわけではなかった。
支援が必要だと言われたけど長女はなかよし学級(支援学級)には行きたくない。クラスのお友達と頑張りたい意志が強く普通級で担任の先生に少し支援をしてもらえるようにお願いした。
当時の担任の先生がとてもいい先生で、教員免許取り立ての新任の若い先生だったけど
自分は特別支援教育を知らずに来たから今から学びたい!家での支援など教えて下さい!
今でこそ特別支援教育って当たり前と思ってる人も多いけど、長女が生まれた2001年まで日本は特殊教育って言い方をしていたんだよ。
そして2007年にようやく正式に特別支援教育が実施される事になった。
そう。今は当たり前だと思われているけど実際され出して実はまだまだ日が浅いのが特別支援教育。
当時は知らない先生が多くて当たり前の時代だったし、そこからも分かると思うけどこんなに発達障害の認知度って本当になかったんだ。
たまたまめちゃくちゃ熱心な先生で本当に良かった。家でのスケジュール管理や忘れ物を防ぐ為に家は張り紙ハウスです。
そう言えば一度見せて下さい!!と言い、家に見に来て次の日には教室の黒板の隅に1時間目から5時間目までのスケジュールが絵と文字で書かれていた。
目からウロコなんですけど、長女ちゃんの為にと思い始めた事が実は他の子達にもすごく伝わりやすいんです!
こう思ってくれる先生で本当に良かった。
この先生のおかげで長女は楽しくまっすぐに学校へ通えたと思ってるし、この先生とはその6年後にまた運命の出会いを果たしたお話はまた今度!
次回更新をお楽しみに♡
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かとまな
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