見出し画像

父親とまた乾杯しよう#3

あっという間に8月が終わったと思ったら、稲刈りの季節がやってきました。

9月になるとあっという間に肌寒く感じる日が来て、田んぼであれだけ鳴いていたカエルの声も聞こえません。

今回は稲刈りを手伝いに帰りました。実家ではコシヒカリと、きぬむすめという品種を作っていて、今回はコシヒカリの稲刈りです。

台風10号の影響で田んぼでは稲が豪快に倒れ、本当に大変な思いをしました。70を超える父は私なんかよりたくましい足取りで動いていきます。『いや、ほんとに情けないというか百姓ってすごいな』といつも思わされます。

稲刈り中、私と父の間を本当にたくさんのトンボが優雅に飛び回ってとても幻想的でした。私は子供のころそんな光景を見たことなかったのです。

だから素直にトンボがたくさん飛んでいることに感動しました。トンボは田んぼにいる稲にとっての害虫を食べてくれるので農家にとってはいい昆虫です。

稲刈りはいつもの倍の時間がかかってしまいました。父も私もかなり疲れてしまいました。

さて今回は何を作ろうかな。

そういえば、母から圧力窯が届いていました。これはかなり料理の幅が広がった!と思いました。私も父も煮込み料理がとても好きです。

圧力窯

今回はさっそく新米をいただきたいと思いましたが、収穫してすぐに食べれるわけではないので、また次回にして、まずは圧力窯の説明書と格闘しました。

今回はイノシシ肉の煮込みを作ることにしました。イノシシの肉って結構固いのでいつも長時間煮込まなければならず大変でした。いつも作っているものとこの圧力窯ではどうのように変わってくるのか確かめたかったんです!

いのししぐ

窯にイノシシとニンジン、しょうが、にんにくを入れしょうゆ、みりん、砂糖を入れ、『肉』ボタンをぽちっとな。設定を30分にし、その間に父と乾杯しました。今日は汗たっぷりかいたので私はビール、父は焼酎でした。

あれこれ話し込んでいるとあっという間に30分経ちました。さて、今日のメインディッシュの完成です。玉ねぎは後から入れひと煮立ちしました。

いのししかんせい

説明書に書いてあった通り、味はうすくなってしまったので取り出してから玉ねぎに火を入れながら味を再調整しました。

食感は、それはそれは柔らかい仕上がりになっていました。ずっと火を見ていなくてもいいし、本当に手軽に煮込み料理が作れて重宝します。

次回は何を作ろうか今から楽しみです。

自分の力で誰かが楽しくなったら自分もうれしい。

会えない時間も自分の力に!


それではまた!

よろしければサポートお願いします。今後の活動の励みになります。