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今あの時に戻ったら。①〜二重丸〜

初回からシリーズモノを始めます。


私はよく妄想をする。
こうなったらどうしよう、ああなったらどうしようと。
SF作品に登場するぶっ飛び現象が現実世界でマジで起きてしまったとき、自分ならどうしようかなんてことを常日頃から考えているのである。

その中でも特に多く妄想するシチュエーションが、

タイムリープ

である。
簡単に説明すると、意識だけが特定の時代にタイムスリップするような意味。

誰でも後悔していることは沢山あると思うが、私も小さなことをうじうじ引きずっていることがしばしばある。
故にこの場を借りて成仏したいのだ。ぜひご協力頂きたい。
したがってここに記す題材は、
『自分が犯した小さな失敗や後悔していることを、特定の時代にタイムリープしたらどうするか』
である。

そこでルールを設けたい。


・歴史を変えてしまう言動はしない
・タイムリープしていると断定されるような発言をしない(仄めかす程度なら可)

前者に関しては歴史もそうだが、自分の過去を変えてしまうようなことももちろん禁止。
別の大学に進学するとか、就活自体をやり直すとかそう言ったことは禁止。
飽くまで、小さなことをやり直すだけなのでw

後者にかんしては、平成の次は令和だ!とかM-1王者を毎年当てまくるみたいなのはダメ。
オリンピックやらないとかになったらやばいね、などの断定できない会話は可。それでこっそり気づいてくれるプロポーズ大作戦のみきおみたいなやつがいてくれる展開を望んでいるというわけ。
失礼、妄想に妄想を重ねてしまいました。

ルールに関してはまだガバガバなとこあるので、回を重ねて気づいたことをどんどん追加していくシステムを導入します。




さて、本題に入りましょう。
タイトルの副題にある通り、二重丸のお話。
初回のリープ先は小学校3年生。

初回からいきなり巻き戻るやん、、、

今から10何年も前のことだが、未だに物申したいことがあるのだ。

社会人が小3の物申したい時点でどうかと思うが、妄想なので。目を瞑って。妄想だけに。

1すべりありがとうございます。

当時私が在籍していたクラスの男子の中では謎の風潮があった。

二重丸を描いてはいけない


という風潮だ。
風潮というか暗黙の了解みたいなところか。
テストが返ってくると○が沢山ついていたと思うが、二重丸は一切ないし、自分で丸付けするようなものも、絶対に二重丸は描かないのだ。

何故か?理由はたった一つ。



おっぱいに見えるから



である。
くだらないでしょう?
◎こういうのならいいんだけど、中の丸が極端に小さいと、おっぱいにみえるようなのだ。実際小3の私には見えていた。

小3とは想像以上にガキである。二重丸、いや、おっぱいを描くと『お前はおっぱいが好き』というレッテルを貼られ、バカにされるのである。みんなそれを恐れて二重丸を描かなかったのだ。無論当時の私もその一員。絶対に描かなかった。
さらに、描いてはいけない風潮が転じ、
『おっぱいなんか好きなわけないだろ』
という上辺の共通意識が芽生え始め、混沌とした状況に陥ってしまったのである。
その上、『おっぱい』という単語すら発することが許されない空気になっていったのだ。今では考えられない。

状況は最悪だった。

私は今でもこの状況を打破するべきだったと後悔している。


そこで、もし当時にタイムリープできたら、
まず黒板にも自分の答案にも、至る所に二重丸をつけまくってやる。

そしてバカにされるだろう。
『うわっ、お前二重丸描いてる!!(おっぱいが)好きなんだ!!』と。

そこでガキ共にぶっ放しでやる。


え?大好きだけど?
お前ら好きじゃないの?

とな。

苦しんでいるあいつらの枷を外してやりたい。
全員大好きなのは分かっているのに、言えない。そんなもんは私がぶっ壊してあげよう。
誰が言い始めたのか思い出せないが、そいつがきっと1番おっぱいが好きだ。それもわかっている。そいつが1番苦しいだろう。自分の発言で自分の首を絞めているのだから。

男は絶対におっぱいが好きだ。
そこから、尻や脚をはじめとした様々なフェチに派生していくのである。

おっぱいはフェチ界のBeatlesだ。
苦しい思いをして、想像力に枷をして素直になれない状況に革命を起こしたい。



あの時に戻れたら......


の話だけどね。



それでらまた次回。

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