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山奥のお風呂。30年ぶりのとろとろの温泉と古民家カフェ。

どうやら先日の小屋解体時に女房どのがギックリ腰にあわれた様子です。
行きつけのマッサージ師に掛かりはしたものの辛そうなご様子。相談のうえ家から1時間程度のところにある温泉に行くこととしました。いいお湯ですが食事処はありません。一度逆方向へ走り、スーパーでお弁当を買って出かけました。

山奥にあるこの「口坂本温泉」は昔一度だけ行ったことがありますが、あまりに細いクネクネ道に閉口してその後は敬遠してました。しかし86歳になる村の名物ばあさんは湯がいいからと毎月軽トラで通っています。86歳のばあさんに行けるのだから道はかなり良くなっているはずと車を走らせます。しかし…ところどころは広くなっていましたが、難関はすれ違いできないクネクネ道。よくこの道を86歳のばあさんが通えるものだと感心しながらようやく到着。

タッチの差で広間にある最後のテーブルを確保できました。遅れていれば古びた別館の休憩所になるところでした。さっそく温泉に入ります。とろとろのいい温泉です。内湯と露天風呂がありました。昔来たときには露天風呂はありませんでした。浴室内の口坂本温泉の由来を読んだら、1990年に露天風呂を増設したとありました。ということは少なくとも32年ぶりの口坂本温泉再訪です。
「ナトリウム炭酸水素塩温泉」の源泉を過熱して使っており、これで入場料300円は安すぎでしょう。しかも時間制限無しです。

2回目をゆっくり使い温泉を後にします。もう一箇所行きたい所があります。この近所で若者が開いたという古民家カフェ、一度覗いてみたいと思っていました。この地域も過疎化が進みさまざまな活性化事業に若い人たちがチャレンジしています。そのひとつが古民家カフェです。温泉から25分程度で到着しました。若夫婦が切り盛りしているカフェは2組の女性Gで賑わっていました。外の広場も毎日一組限定のキャンプ場として提供しているとのことでした。コーヒーと杏仁豆腐を食べて「がんばって」と激励して帰りました。

クネクネ道を通うおばあちゃんもスゴいけど、こんな山奥に移住してきた若者もスゴい。いい刺激を受けました。
女房どののギックリ腰はどうなのか分かりませんが、温泉で一緒になったおばあちゃんから近くの民宿に泊まっての湯治を勧められておりました。どうやらこの温泉は湯治客と常連さんの溜まり場のようです。確かにいいお風呂でした。ありがとう😊

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