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エンゲージメント経営について考える

昨年春、初めて全従業員対象にエンゲージメントサーベイを実施しました。

サーベイ結果をもとにさまざまな施策を展開しているところですが、すすめているメンバーも目的を見失っていることもあり、「そもそも”エンゲージメント”って何?」というところから再確認していこうということで資料をまとめているところです。そこでの気づきなど書いてみます。

忙しい現場の方たちにもわかりやすくするために、こんな書き出しから始めています。

1.エンゲージメントとは何でしょうか?
わかりやすくいえば、
・職場への愛(=エンプロイーエンゲージメント)
・仕事へのやる気(=ワークエンゲージメント)
のことです。

2.エンゲージメントスコアがよいとどんなメリットがあるの?
従業員の皆さんにとっては、安心して働けて、しかも仕事のやりがいを感じて過ごすことができるようになります。(中略)
会社としては、皆さんの成長と組織の成長がリンクして業績の向上が期待できるということになります。(中略)
エンゲージメントが低くなると離職が多くなります。仲間が辞めてしまうと皆さんの仕事も大変になり、組織としても技術やノウハウを持つ方々がいなくなることで生産性が落ちてしまいます。
「仕事へのやる気」はそのままサービス品質につながります。エンゲージメントが低くなるとお客様へのサービスにも影響してしまいます。
(中略)
ですので、私たちは、お互いのため、お客様のため、職場への愛、仕事へのやる気を高める努力をしていきたいと考えています。
以下省略

まだまだ書き直していくのですが、気づきとしては以下がありました。

〇従業員満足度との違いは?
エンゲージメントは業績に結び付く→施策展開もそこを意識

〇腹落ちのためには?
従業員目線、マネジメント目線、経営目線の3つが必要(それぞれ腹落ちしてもらううえでの目線がちがっていた)
例)
従業員目線:心理的安全性とやりがい創出
マネジメント目線:離職率低減、生産性向上
経営目線:業績直結

〇エンゲージメントを学ぶためには?
ここ苦労しています。あまり教科書になるような実践的な書籍がなく(私が探し切れていないだけかも)、また、施策も一定のパターンや定石はあるものの最終的には個別施策が決め手になるのでロジカルシンキング以外ないような気がします。

そんな感じで「初めてのエンゲージメント」は実践で転びながらぶつけながら学びを深めているところです。

どこかで意見交流とかしたいお題です。

takaでした。