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BTSが好きだ!と意思表示をしてみたら、とても幸福だった話

先日、サプライズプレゼントで、台湾からアミボムが届きました。そのことを書いた記事がこちら。

そもそも私が頼んだものを台湾で購入し、それを送ってもらったことがきっかけでした。

では、私は何が欲しくてわざわざ台湾から送ってもらったのか?

そこに至るまでの経緯、誰も興味はないかと思いますが、話したい気分なので書きます。お時間があれば、お付き合いください。


BTSの沼に落ちて10ヵ月が過ぎました。

この間、怒涛の勢いで、彼らの曲を聴き、MVを鑑賞し、オンラインコンサートにも参戦し、数々の音楽番組やコンテンツを追いかけ、シーグリやウインパケを購入し、などなど…。

このような沼落ち活動をしてきたのですが、それを人様にアピールすることはありませんでした。

どういうことかというと、紫を選びがちとか、ウサギやアルパカを選びがちとか、「○○がち」はありましたが、Weverse shopで売っているようなグッズを、ごく普通の50代女性として対外的に過ごすとき、それらを日常的に使う、または身に付けるようなことはしていなかったということです。

ですから、私の外見から「BTS臭」は一切出ていない。さながら、隠れキリシタンのようなものです。かろうじて、このnoteでBTS愛を叫ぶことでバランスを保っていました。

しかしながら、私にとって、彼らは苦しい状況から救ってくれた救世主です。彼らの存在があったからこそ、今、私は前向きに生きているわけです。

なのに、その彼らの存在を一切出さずに過ごすこと、そんな秘密を抱えながら暮らすのが、とてもつらくなってきました。

そこで、私は決めたのです。

「私はBTSのファンだ、ARMYだ!彼らは私の救世主だ!」と人様にアピールすることを。

心が決まれば、あとは実行するのみ。

しかし、なかなか最初の一歩を踏み出すには勇気がいります。

なんといっても、大前提に50代の一般女性です。あまりに暴走してしまうと、私自身はいざ知らず、BTSの品位を落としてしまいます。

ですので、悩みに悩みました。近所のショッピングモールにあるビ〇バンに並ぶBTS関連グッズたちを、2週間ほどかけて物色し、ようやく決めて購入したのは、BT21クッキーちゃんのアクリルキーホルダー。

そして、学校も始まるからと、BT21全員Ver.のクリアファイルを用意。更に、教科書にはクッキーちゃんのシールを名前代わりに表紙にペタリ。

このように大きな一歩を踏み出しましたが、これでは、BTSを知らない人には、ただのウサギ好きな人。まだ最終目標には到達していません。

さあ、この先どう一線を越えようかと思案していたところ、下の娘とのLINE会話から一気にことが進みます。

いつものように私から強引にBTSの話に持っていったのですが、その流れで、台湾でのBTSグッズの話になり、その販売サイトを見ていた、その時です。

そこに、私が以前にWeverse shopで見かけていいなぁと思ったものがあったのです。

ですが、その時はまだ隠れBTS時代。購入は見送り、そしてのちに売切れ。もう手に入れることはないとあきらめていました。

それが、このMic Dropの折りたたみ傘。

マイクドロップ

こんなタイミングでまた出会えるなんて、これはもう運命でしかありません。ですから、娘にお願いをして購入し、送ってもらうことにしたのです。

そして、これも本当にタイミングの良いことに、手元に届いた翌日が雨。さっそく隠れBTS脱却の日を迎えました。

初めての自動開閉式にもたつきながらも、開くとMicDropとBTSの文字が目に入り、雨で憂鬱な天気なのに、ウキウキ気分で足取りも軽い。(でも、ひざはまだ痛いまま。涙)閉じたとしても、リュックの外ポケットに差し込めば、柄にはBTSの文字。

私はBTSのファンです!との意思表示に、恥ずかしさと緊張感が入り混じりながらも、一線を越えた満足感。好きなものを好きと公にする幸福感は格別でございました。

すごく曖昧なのですが、何かの動画でナムさんが、どんな人が、どんな経緯でARMYになって、どんな風に過ごしているのかを聞いてみたいと話していた記憶があります。

だから、もしナムさんに聞かれたら、この話をぜひしたいなと思いました。絶対にありえないのですけどね。


最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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