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力丸くんから市場のおばちゃんキャラまで、つれづれに…

創造営2021。また違う世界に足を踏み入れてしまいました。

いつもイラストを使わせてもらっているakkiyさんがたくさん記事にしてくださっているので、その存在は知っていました。
たくさんある中の一つがこちら。
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最近になってじっくりと見始めたのですが、これがなかなかに面白い。

本編はもちろんなのですが、それに付随した練習生たちの日常とか練習風景とか、そんなのを撮った動画をとても興味深く観ています。

まだまだ顔と名前が一致しない人がたくさんいるのですが、すぐに覚えたのが力丸くん。akkiyさんがリッキーと呼ぶ彼です。

少々ポンコツという前情報はあったのですが、想像を超えていました。彼は本当に日本人なのでしょうか?と、疑いたくなるほど、日本語がへたくそです。

こんな動画もあるぐらいです。


でも、すごい人なのです。ダンスが上手なんてレベルではないらしいです。さらっと調べたところ、K-POPの振付師や先生をやったり、日本では高校生からテレビなどにも出ていて、プロとして活動もしてたのかな?(すみません、その辺はよく調べていません)

私のダンスの先生(ダンス知識を知るための)でもある、ARATA DANCE SCHOOLのアラタ先生も大絶賛していました。

残念ながら、ダンスについて語るには、私は素人すぎます。ですので、ぜひいろいろな動画がたくさんありますので、興味があればご自身で検索していただければと思います。

さて、私が力丸くんを検索をして「大島日記」というタイトルのものにたどり着きました。

コンセプトなど詳細は分かりませんが、力丸くんが色々な練習生たちと絡む、その様子を収めたものです。(他の子達のもあるかもしれません)

それを観ていて、私はとても驚きました。動画の中では力丸くん、英語と中国語を使いながら普通の人のように話していました。

ここでいう「普通」と言うのは、語学力ではなく、その立ちふるまいのことで、普通の人が普通に話す姿であることにびっくりしたのです。最初の動画にあるような、しどろもどろな日本語を話すふにゃふにゃした姿ではなかったのものですから。

そして思ったのです。違う言語を話すときにキャラが変わるのって、私と同じだ!と。

私も日常会話レベルの英語と中国語が話せますが、台湾在住中は非常に脳が疲れて、人と話すのが億劫になるぐらいでした。

英語と中国語は自己主張の強い言語です。イエスかノーをはっきり最初に伝えることが多いです。なので、完璧な日本人である私の日本人的曖昧な意見を伝えることがとても難しい。だから頭をフル回転させて言葉を選ぶ。この作業が疲労の原因だと私なりに分析しました。

そして、ある時思ったのです。キャラ設定をすればいいのじゃないか?そうすれば出てくる言葉も、台詞みたいにすんなり出るのでは?

それから、私は中国語を話すとき、市場のおばちゃんに変身することにしました。強気に出るには一番いいキャラですから。どこの国もおばちゃんは強い。結果、脳の疲れが減り、大成功。台湾在住中は、それで乗り切りました。

ですが、帰国後は弊害もありました。

前職の在職中、たまに中国語対応がありました。その際に市場のおばちゃんになり切った私が中国語を話す様子をみて、同僚たちは口をそろえてこう言いました。

「ziangdaiziさん、中国語を話すと全然違う‥」

最初こそ驚くだけでしたが、次第に私の豹変をみな楽しむようになり、恰好の笑いのネタにされてしまいました。普段の仕事姿からは想像もつかないほどの強気キャラだったそうです。

もちろん人によっては、そんなキャラ設定などしなくとも大丈夫なのでしょうが、私には必要でした。これがネイティブレベルならまた違うのでしょうけども。

中途半端にバイリンガルで育った上の娘も、たまに中国語のドラマを観ると、どころどころわかるから、音声と字幕のどっちも気になって画面に集中できないと言ってました。

なにを習得するにしても、中途半端はよくないというよい実例ですね。

引き続き、力丸君はじめ、創造営2021関連の方たちには注目していきたいと思います。

まとまりのない話に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。







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