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学校秀才!

「学校歴」にも関係しますが、社会で使われる言葉に「学校秀才」という言葉があるようです。
私も最初は何のことかわかりませんでした。
 
学力的には「頭がいい」と評されるが、社会活動ではマニュアル的、あるいは言われたことだけしかできない、しないという感じでしょうか。
 
例えれば、単元の内容は詳細にわたって生徒に説明(講義)できるのですが、困ったことに生徒の学力がつかない教師が該当しそうです。
「話す」と「伝える」は違います。
 
過去、優秀な教師がなにかにつけて、「それはどんな本に書いてあったのですか?」「そういった考えはどんな本を読めば身につくのですか?」と聞いてくるのには本当に閉口しました。
今なら”ChatGPT”に聞けば模範解答が出てくるでしょうが、実践するのは人間です。
 
やはり、学生時代には机上論だけでなく、様々な経験学習によって書籍だけでは得られぬことをしておくべきでしょう。

幼児・小学生なら、 生活体験や経験学習は毎日の生活の中(お手伝い、おつかい、テレビなど)で、学ぶべきことがたくさんあります。
また、何も遠くまで出かけなくても、スーパーやデパートの物産展、各種公共施設でも十分に「五感に響く知識」を広げることができます。

「よい学校へ・・・」と思う親の期待を否定するつもりはありませんが、学校だけ出てきたのでは、社会で活躍できるでしょうか。少々不安です。