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コンプレックスが、天職になるまで。

こんにちは、不動産マニアです。
今日は、私の雑談投稿の第一弾です。

せっかくですので、
自己紹介も兼ねて、私にとっての
「働くことの理由」
について書き連ねてみたいと思います。

自己紹介

私は、名前の通り「不動産マニア」で、
不動産が大好きです。
建物を眺めたり、
土地や建物の歴史に思いを馳せたり。
そして今は、山林や農地等を専門に扱う、
ちょっぴり珍しい不動産会社を経営しています。

これも、好きが高じて不動産会社を興しましたが、
我ながら、今の仕事は天職だと感じています。

家が大嫌いだった幼少期

私は、古い&狭い&ボロボロの家で生まれ育ちました。
子供部屋も、風呂のシャワーも無く、
壁のスキマからは、いろんな虫が侵入し放題。。

子供部屋があって、清潔感あふれる友達の家が羨ましく、
同時に、自分の家に友達を呼ぶのが恥ずかしくて、
「自分の家に友達が来ないよう断る」
言い訳を、いつも考えているような幼少期でした。

その頃の私にとっての「家」とは、
羨望とともに、自分のコンプレックスを浮き彫りにする、
嫌悪の対象
だったのです。

9歳で、プロを超えた!?

家が"嫌悪"の対象とはいえ、
大人になったらカッコイイ家に住みたい!
という、揺るぎない夢も固まっていきました。

小学生のときには、
不動産会社やハウスメーカーの
新聞折り込みチラシを集めながら、
らくがき帳に
こんな間取りの家に住みたいな
と、夢のマイホームプランを、
何十、何百と書いていました。

そして9歳になったある日、
習慣にしていた不動産のチラシを見たとき、
「この不動産の間取り、センス無いな」
と感じました。
今振り返れば、専門知識もない9歳が
フィーリングでふと思っただけのことですが、
当時の自分は、
自分のセンスを磨いていったら、
夢のマイホームはもちろん、
色んな人の家もたくさんデザインできるんじゃないか

という夢に膨らんでいきました。

そのとき、
自分は一級建築士になるんだ!
と心に誓いました。

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紆余曲折ありつつ

一級建築士を目指して意気込んでいたものの、
家の事情などもあって高校を中退したりと、
"世間"のレールから外れかかったり、
夢から気持ちが遠ざかりかかった時期もありました。

それでも、紆余曲折ありつつも
一念発起して大学へ進学。
「色んなことを学べる環境」を得た私は、
再び夢の実現に向けて火が付きます。

ただ、駆け込みで文系に入った自分には、
理系の知識が重要になる
一級建築士の壁はかなり高く…。
色々思案して、
「造る」ではなく、「取引する」役割でも
"家"には関われると思い、
不動産(取引)の道に進むことを決意しました。

振り返ってみると

大学在学中も、宅建の免許を取り、
不動産会社でアルバイト。
卒業後は、不動産系の上場会社に入社し、
取引の"いろは"を学びました。
途中脱サラし、自ら不動産会社を興し
今に至る、まさに
不動産漬け
の17年間でした。

億単位の取引に関わることも日常茶飯事で、
胃に穴が開きそうなプレッシャーに
襲われたことも多々ありましたが、
新しい人の手に渡っていき、
さまざまな姿に変えていく不動産から、
色々な学びや刺激を得ることができました。

そして、そこから
『やりがい』と『自分の仕事への誇り』
を感じて仕事が出来るようになりました。
まさに、天職だなと感じています。

もちろん、これまでのお客様や取引先、同僚のほか、
学びを与えてくれた不動産のおかげ
だなと実感しています。

そして、この人生を歩むきっかけとなった、
(嫌悪すら抱いていた)幼少期の家には、
今となっては感謝しかありません。

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~むすびに~「何故、働くのか?」

生意気な言い方になりますが、
私は、「はたらく」理由を
そこまで深く考えたことがありません。
それは、幸い天職と思える仕事に就けているので、
その理由を考えることは
あまり重要でなかったからです。

おそらく、一般的なこの答えは、
・自分が生きていくため
・家族を守るため
・世の中に貢献するため
などが挙げられると思いますし、
それらは全て正解で、ただ一つの絶対解はありません。
(私自身も、これらはすべて当てはまります)


ただ、誰にも共通していることは、
「自分がやりたいこと・夢を叶えるため」に働く
という点だと思います。

・有名企業に入って、周囲に自慢したい。
・お金を貯めて、マイホームを買いたい。
・子供をお金で苦労させたくない。
・地元に恩返しがしたい。
など、成し遂げたいゴールは、
内向き/外向き、短期/長期
人それぞれですが、
それを実現するための手段として、
「働く」を利用していることは共通しています。

もちろん、「働く」ことを利用せずに
やりたいことや夢を追う人もいるでしょうが、
「働く」ことから生まれる
ヒト(人脈)/モノ(経験・知識)/カネ(資金)
ほど、投資対効果の高い手段は無いと思います。

私自身も、
「趣味を仕事にしている」という自己満足に留まらず、
これからも多くの不動産や、困っているお客様のチカラとなりながら、
自分がやりたいことがますます充実していくよう、
幸せの循環
を回せるような働き方をしていきたいと思います。


…初回にして真剣に書いてしまいました。
これからは、ユルーい雑談も多々あるかと思いますので、
是非末永いお付き合いをお願いします(^^)

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