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レモネード

久しぶりに連絡をくれた友人から、デールカーネギーのレモネードについての言葉を教えてもらった。

英語圏ではレモンはあまり好ましくない意味で捉えられるが、嬉しくないものを手に入れたと思うから、レモネードにして美味しく飲んだり、誰かに売って設けるか。

キツい経験に対して自分馬不幸だと嘆くのか、糧になると思うかで人生の捉え方が変わって来るという意味なんだそうだ。

そういう意味では、しんどい出来事に遭遇したときほど力がついたし、レモンを不運と嘆くより、レモネードにして美味しく飲む人生の方がよっぽど良いとも思える。

一方で、不運にあったとき、自分は不幸で辛いと嘆くこと、そのものも、糧になると最近思うようになった。

いろんな感情を味わいつくすことはそれ自体が糧になる。

レモンをすっぱくて不運だと味わい尽くしてから、レモネードにして美味しく飲めば、同じ出来事に対して二つの視点を持つことができる。

どんな経験も一つも無駄な経験はない。

全てかけがえのない自分にしか味わえない経験なのだと思う。

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