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散歩の足跡(写真集)

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散歩して撮った写真がメインのノートを束ねていきます。
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2014年9月の記事一覧

日高市巾着田

日高市巾着田

 池袋から西武線で60分くらい行ったところに川が蛇行し、巾着のような形になった場所があります。昔は、一面に田んぼがあったので巾着田と呼ばれています。
 その川沿いに、彼岸花の群生地があり、この時期になると大勢の人で賑わいます。

 高麗駅を降りると、すぐ案内板があるので、それに従って10分ほど歩くと巾着田に到着します。小路の両側には地元の人たちが出店をだしていたり、栗がなっていたりで、たどり着く前

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旧古河庭園

旧古河庭園

 六義園を訪問したその日、駒込駅の反対側にある旧古河庭園にも立ち寄りました。

途中に、昭和がにじみ出た商店街があり、下町の風情を味わえました。

 商店街を通り越し、しばらく行くと石塀が見えてきました。角を曲がったところに入り口がありました。入場料は150円。

 入ってすぐの所に、洋風の佇まいの旧古川邸があります。

 洋風の庭には、バラが幾種類も植えられていましたが、残念ながら花の時期は過ぎ

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六義園

六義園

 駒込の駅を出て、六義園の方へ向かうとなぜか草木染めの店がありました。

 大通りを左に曲がると煉瓦造りの塀が見えます。

 入場券によると、元禄15年(1702年)川越藩主柳沢吉保が自ら設計指揮して完成した回遊式築山泉水庭園だそうです。入場料は大人300円です。

 おそらく海をイメージした池を中心に一周できるようになっています。眺める場所によって見える景色が違い、丘(山のイメージ)あり、小川(

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小石川植物園

小石川植物園

 都営三田線の白山駅を出て、小山を一つ超えたところに小石川植物園の入口があります。

 東京大学の所有地で、入場料は400円。

 園内に入った正面にススキのお化けみたいな植物が鎮座しています。

 夏を過ぎたこの季節は、花というよりも色濃く繁っている樹木が主人公。

 精子発見の銀杏の樹はかなり年期物

 イチョウに雄雌があるという話は聞いたことがありましたが、昭和31年に発見されたみたいです。

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不忍池

不忍池

 2003年に書いた「下町芸者の性格 お侠(きゃん)」と同時に連載した上野界隈のはなしを読み返していて、ふと不忍池へ行ってみようと思った。

 蓮の名所と書いておきながらすっかり忘れてしまい、全盛期を逃してしまった。

 弁天堂に入ると鴨たちがお出迎え、ここの鴨たちはまったく人間を相手にしない。

 弁天堂の脇には、葉っぱに隠れるように蓮の花が奥ゆかしく咲いていました。

 空をバックに下から蓮の

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