「天秤」
人からの思いやりはありがたい
人からの気遣いは温かい
人から認められることは誇らしい
人からの思いやりはちょっぴり重い
人からの気遣いはちょっぴり偽善が見え隠れする
人から認められることは記憶を他人に操作される(脳が錯覚を起こす)
人の思いを天秤に乗せたらどちらに傾くのだろう。正の方向?負の方向?どちらかは誰にもわからない。自分の本当の気持ちだってどこまで正確に理解できているのかわからないのに他人の本当の気持ちがわかるなんて空気を握れると錯覚するくらい不確かなこと。
振り子は右に揺れ、左に揺れ、その振り幅は常に等しい。天秤は重き方に傾き、軽き方に持ち上がる。天秤が水平なる時は左右の重さが寸分の狂いもなく同じ時。善と悪、真実と偽善、プラスとマイナス、これらが等しいなんてありえようか。
世の常は天秤が水平なることが殊更難しく、いずれかに大きく、または小さく、そして微妙に傾く。
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